善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シロホシテントウ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい。 日曜日には弁天島のあたりでカワセミを見たが、このところ目にしない。 花が少ないこの時期、いい香りを放っているのがクチナシの花。 ここのクチナシはまだ咲き出したばかりでツボミが多く、これから楽しめそうだ。 …

宮田昇 図書館に通う 米USISと図書館、そして原発

宮田昇『図書館に通う 当世「公立無料貸本屋」事情』(みすず書房)を読む。 著者は編集者、翻訳権エージェントとして、出版界で60余年を生きてきたという大ベテラン。リタイア後、近所の公共図書館を利用するようになり、利用者の一人として図書館の役割、…

浜町 伸和 つぶ貝刺身100円の店

江東区新大橋にある「近泉ピット」で観た「ダンシング・アット・ルナーサ」の終演が午後9時20分ごろ。 帰りに軽くイッパイと新大橋を渡って浜町に出たところにある居酒屋に入る。 「伸和」という不動産会社のような名前。 のれんがあるわけでもなく、入口は…

近泉ピット ダンシング アット ルーナサ

きのう25日は東京・江東区新大橋1丁目に新しくできた「近泉ピット」のオープニング公演を観にいった。 もともとこのあたりは地場産業としての繊維産業が盛んで、工場や倉庫が立ち並んでいた。そういえば遠い昔の私の知り合いにも、この近くの繊維会社の2代目…

地球温暖化とテントウムシ

善福寺公園でテントウムシをよく見かけるようになった。 テントウムシといえばよく耳にするのはナナホシテントウとナミテントウ。両方ともアブラムシを主食とする益虫。しかし、善福寺公園でよく見るのはナミテントウだ。 けさもお盛んなナミテントウ。 テン…

ヒダリマキとカナチョロ

23日(日曜日)朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。だんだん日差しが強くなる。 近所の小学校に都議選の投票に行ってから散歩。 上池の池の端に可憐な花。よくみると茎がねじれている。 「ネジバナ」というんだそうだ。 茎だけでなく、花もねじれて咲いてい…

泰山木の花

土曜日朝の善福寺公園。日差しは強いが空気は冷たい。 アオコでも発生したのか、このところ善福寺池は緑色に染まっている。まるで緑色の絵の具を流し込んだみたいに一面に広がっている。 上池のスイレン畑にはきょうもアオサギ。家族なのか、5羽もいて、その…

ネコの足? エゴノネコアシ

夏至(21日・金)の朝の善福寺公園は曇り。雨上がりで気温は低め。比較的すごしやすい。 エゴノキ(チサの木)の実が鈴なりになっていて見事。よく見ると、中には合体しちゃったのもある、とさらによく見てみると、ちょっと実とは違う。 ナントこれは「虫こ…

沙羅の花

水曜日朝の善福寺公園は曇り。南風が強い。 下池をめぐっていると、早くも夏の花、キョウチクトウ(夾竹桃)が1輪だけ咲いていた。 この公園にはキョウチクトウの木が何本かあり、白い花を咲かす木もあるが、この木の花は赤い。 さらに下池をめぐると、池の…

牛はなぜ北を向く

保険料で確認したいことがあり、昔の社会保険庁、今の日本保険機構に電話した。「ねんきんダイヤル」というやつだ。すると、「もしもし」の声なんかよりも前に、録音された声でいきなりこう言ってきた。 「この電話を録音させていただきます」 言った、言わ…

「女」の「ノ」は突き抜けるか?

阿辻哲次『漢字再入門』(中公新書)を読む。 漢字は日本人にとって生活に欠かせないもののはずなのに、小中学校での教え方のマチガイで嫌いになった人も多いに違いない。そんな人がもう一度漢字が好きになるきっかけになれば、と書かれたのが本書、という。…

サトキマダラヒカゲ

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。ときどき雲に覆われるが、だんだん暑くなる。 大木の幹にチョウが張りつくように止まっていた。 羽を閉じてジッとしている。 擬態しているからか、近寄っても動ぜず、逃げる気配はない。樹液でも吸っているのか。 何というチョ…

ヘッセ シッダルタ

ヘルマン・へッセ『シッダルタ』(手塚富雄訳、岩波文庫)を読む。 ヘッセを読むのは大昔の若いころに『車輪の下』を読んで以来。 『シッダルタ』は1919年に第1部が発表され、1922年(作者45歳のとき)に完成、出版された。日本語訳も1953年に角川文庫版で出…

アカメガシワの花

11日(火曜日)朝の善福寺公園は曇天。今にも降り出しそう。 上池のアオゲラの巣に鳥の姿なし。 卵を産んだもののヘビに卵ごと食べられたとのウワサを聞くが、ホントか? キショウブはとうに咲き終わったが、かわって紫色の花。 やっぱりショウブか、それと…

初夏の高尾山

9日の日曜日は10年ぶりぐらいで高尾山へ。 体力チェックのため行ったので、ケーブルカーには乗らずふもとから歩くことにする。 8時前にわが家を出発。電車で京王線・高尾山口駅に到着したのは9時ごろ。 1号路(表参道)を登るが、どこまで歩いても舗装道路で…

Young Concert Artists Festival Week 2013

きのうの6日夜は銀座のシャネル4階にあるシャネル・ネクサス・ホールで「Young Concert Artists Festival Week 2013」を聴く。 今まで気づかなかったけど、シャネルの前に変わったビルを発見。 ぐにゃりと曲がったファサードで人を驚かそうというのか、デビ…

都会のアオゲラは人恋しい?

金曜日朝の善福寺公園は曇り。未明に雨が降ったのだろう、地面が濡れている。 善福寺公園にアオゲラが巣穴をつくったと思ったら、公園に行く道すがら、ひょいと見上げると2羽のアオゲラがいて、一緒に歩いていたツレアイが「あれは?」と言う声に驚いたか高…

小三治の「やかんなめ」

5日夜は国立演芸場で「第364回国立名人会」。 トリが小三治とあって客席は満員御礼。中高年に混じって若い人(それも意外と女性)も多い。 緞帳が上がると「喜色是人生」の掲額。藤原定家の子孫で昭和天皇の侍従長をつとめた入江相政氏の筆になるものとか。 …

なぜ日銀本店は橋のたもとにあるのか?

先週の土曜日(1日)に日本橋川での船上コンサート「名橋たちの音を聴く」に参加して、辻康介さんの歌と太田光子さんのリコーダーの響きもすばらしかったけど、都市楽師プロジェクト主宰の鷲野宏さんの「建築解説」がおもしろかった。 昔は、建物の多くが川…

夕方のアオゲラ

月曜日の夕方、日暮れ前でまだ明るい午後6時チョイ前(今ごろの日の入りは6時54分、ずいぶん1日が長くなったものだ)に公園に出かけていくと、高いところから「ケケケケ・・・」と甲高い声がする。 「ひょっとしてアオゲラ?」と近づいていくと、たしかにアオゲ…

木に登るバン

月曜日朝の善福寺公園は曇り。少し肌寒い。気象庁発表のけさの最低気温は14・7度(ただし午前0時16分観測)。午前8時で17・6度。 上池のフジ棚に近づくと、棒のようなものが伸びている。 よく見るとフジの実だった。 へー、フジの実ってはじめて見た。 フジ…

名橋たちの音を聴く

きのうの午後は2時から「都市楽師プロジェクト」主催の「名橋たちの音を聴く」コンサートへ。 場所はナント、東京のド真ん中、日本橋のたもとから出航する日本橋川の船の上。 日本橋川は神田川から分流して隅田川に流れる川。ということは、神田川は善福寺川…

五島美術館 近代の日本画展

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風あり。 上池の木の上から「チョットコイ」の鳴き声。コジュケイかな? きのう土曜日は午前中、世田谷区上野毛にある「五島美術館」へ。 6月16日まで「近代の日本画展」を開催中。 東急の創設者である五島慶太氏の美術コレクシ…