善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

タランティーノ「ヘイトフル・エイト」

日曜日はT・ジョイ大泉で前日から公開が始まったばかりのクエンティン・タランティーノ監督『ヘイトフル・エイト』を観る。 朝9時半開始の第1回上映だったからか、客席はまばら。20人ぐらい入っていただろうか。若い人が多かった。 70㎜フィルム作品(上映は…

上野道明 CHANEL Pygmalion Days

土曜日は夕方から銀座のシャネル・ネクサスホールで「CHANEL Pygmalion Days」コンサート。 若手のアーティストに演奏する機会を提供するプログラムで、今年選ばれた5人のうち上野道明のチェロを聴く(ピアノは山西遼)。 1995年生まれというから今年でよう…

サンシュユ咲く

2月最後の日曜日、28日朝の善福寺公園は快晴。微風。 このところ週末の天気はぱっとしなかったが、久々のいい天気。 あすは29日。今年はうるう年で、1年は366日。 うるう年って必ず4年に1回かと思ったらそうではなく、4年に1回うるう年にしても1年の長さが実…

きのうのワイン+四代目雀右衛門

チリの赤ワイン「マプ・カベルネ・ソーヴィニヨン(MAPU CABERNET SAUVIGNON )2014」 ブドウ産地はサンティアゴの南、セントラル・ヴァレー。 雨の少ない地中海性気候で、日中は温められた海風が海岸沿いの山々にぶつかって谷まで上昇し、夜間には冷たい空…

ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女

ダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上・下)』(早川書房) 1から3まで続いたスティーグ・ラーソン作の3部作の続編。 同じスウェーデンの別の作家がシリーズを受け継ぎ、第4作を完成させた。 これが本作で、おもしろくて一気に読ん…

きのうのワインと「ロジャー・ラビット」

「ノートン・バレル・セレクト・カベルネ・ソーヴィニヨン(NORTON BARREL SELECT CABERNET SAUVIGNON)2013」 アルゼンチンの赤ワイン。濃いルビー色をしていて果実味がするワイン。 「120anos」の金ラベルが貼ってあったが、1895年から2015年まで120年の歴…

嶋大夫の引退公演

国立劇場2月文楽公演の第2部「八代豊竹嶋大夫引退披露狂言」(15日)。 ファンから贈られたたくさんの花。 客席は満員。いつもは女性が多いのにオジサンが目立つ。 嶋大夫のファンが駆けつけたのだろう。「嶋大夫っ!」のかけ声が会場のあちこちから飛んでい…

菊之助の新境地 二月大歌舞伎

きのうは歌舞伎座で「二月大歌舞伎夜の部」を観る。 日曜日の夕方なので銀座は大賑わい。でも帰りはさほど人はいなかった。 演目は「ひらかな盛衰記 源太勘当(げんたかんどう)、「籠釣瓶花街酔醒(かごくるべさとのえいざめ)」、「浜松風恋歌(はままつか…

エチオピア旅行記⑱ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅の12日目、1月21日(木)は帰国の日。 朝、ホテルの前のタナ湖畔を散歩したら、きのう見たヤマセミがきょうもいた。 午前中、バハルダール市内の市場を見学。 バハルダールの空港でもコーヒーセレモニー風のカフェがあった。 アディスアベバへ飛行機で移…

エチオピア旅行記⑰ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行11日目の1月20日(水)。旅も残り少なくなり、午前中、ティムカット祭を見学したあと、午後はタナ湖クルーズ。 1時間ほどかけてタナ湖を横断し、セギ半島の「ウラ・キダネ・ミフレット教会」へ。 船着場から教会に向かう道の両側をみて驚いた。コーヒー…

エチオピア旅行記⑯ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅の11日目となる20日(水)はティムカット祭の本番だ。 泊まったホテルはタナ湖畔にある。朝、湖畔を散歩していたらヤマセミがいた。 ティムカット祭の会場に行く途中、歯磨き売りに出合った。 エチオピアではニーム(neem)という木の小枝で歯を磨くらしい…

カンザクラ

建国記念の日の朝の善福寺公園は快晴。風は冷たいが日向ぼっこにはピッタリの日和。 いつもの土日と比べると人は少ない。 サクラが次々と咲き出している。 善福寺公園にはいろんな種類のサクラが植えられているようで、これは「カンザクラ」。 薄いピンクが…

きのうのワイン+「大いなる勇者」

カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン(Cadet d’Oc Cabernet Sauvignon)2014。 フランス・ラングドックの赤ワイン。5大シャトーのひとつ、シャトー・ムートン・ロートシルトが造るワインで、「カデ」とは末っ子という意味だそうだ。 前にも飲んだことがあるが…

エチオピア旅行記⑮ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行10日目の19日(火)夕方、バハルダールで開かれたティムカット祭の前夜祭を見に行く。ティムカット祭はこの日から3日間、首都アディスアベバはじめエチオピアの全土で開かれ、明日20日の本番は休日となる。 会場はプールがある広場で、すでに人でいっぱ…

エチオピア旅行記⑭ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行10日目の19日(火)は早朝ホテルを出てゴンダールからバハルダールに移動。 ゴンダールのホテル(ゴハホテル)の室内。 バハルダールへの移動中に見た「フィンガーゴッドロック」と呼ばれる高さ25mもの直立した巨石。登るのは大変そうだ。 バハルダールに…

エチオピア旅行記⑬ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行9日目の1月18日(月)、“不思議の城”を見たあとはデブレ・ベルハン・セラシー教会へ。 エチオピアの最高傑作といわれる壁画で知られる教会だ。 ゴンダールにある44の聖堂のうち唯一オリジナルのまま残っている教会という。 17世紀に建立された。 見た目…

きのうのワイン+映画「ヒッチコック」

イタリアの赤ワイン「ロッソ・ピチェーノ(Rosso Piceno)2014」 ラベルがかわいい。 産地はイタリア・マルケ州。生産者はヴェレノージ・エルコレ。 ブドウ品種はサンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ。 鉱物っぽい味わいが好き。 ワインの友で観たのは先日…

エチオピア旅行記⑫ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行9日目の1月18日(月)はゴンダールへ。 ラリベラから飛行機で移動。乗ってる時間は30分ほど。 ゴンダールはタナ湖の東、標高2200mに位置する古都。1636年にファシリデス王によって首都と定められてから1864年までの2世紀にわたって首都だったところ。 …

落ち着かないカワセミ

日曜日朝の善福寺公園は雲ひとつない快晴。ただし、風強く冷たい。 このところ公園に行くたびにカワセミと出会う。 きょうもボート乗り場付近で遭遇。 あっち見たり向こう見たり、背中を見せたりと落ち着かない様子だった。 左を見てたと思ったら、 右を見た…

エチオピア旅行記⑪ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行8日目、ラリベラ滞在2日目の1月17日(日)午後は、ナクタラブ教会を見学したあと、昔ながらの伝統的な生活を営む人口2000人ほどのラリベラ村を“突撃”訪問。 円形で木と藁でつくった家は「ゴジョ」と呼ばれる伝統家屋だ。 中に入って天井を見上げる。“用…

サクラ咲く

立春から2日の土曜日朝の善福寺公園は曇り。 下池で早咲きのサクラが咲いていた。 このところ朝晩は寒いが日中は日差しも出てあったかい。それでサクラも咲き出したか。 いつもコブシの木の上で出会うカワセミ。きょうはどうかな?と思って近づくと、いまし…

エチオピア旅行記⑩ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

ラリベラ滞在2日目の17日(日)。 ラリベラで泊まったのはロハホテル。社会主義時代の政府系ホテルという。そういえば次に泊まったバハルダールのタナホテルも旧政府系ホテルで、室内のデザインがまるで一緒だった。 庭には青い色の鳥が・・・。 ホテルの向かい…

エチオピア旅行記⑨ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行7日目、1月16日(土)の岩窟教会群めぐり。 教会から教会へは岩をくり抜いた細い道を歩いていく。 十字架模様の窓。 こんな形の窓も。 聖母マリアにだかれるイエスもアフロヘア。 壁に彫られた聖人。 風化のあとも。 この日、いちばん驚嘆したのが聖ギオ…

エチオピア旅行記⑧ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行7日目、1月16日(土)はアクスムからラリベラまで飛行機で移動。乗ってる時間は30分ほど。 ラリベラも標高約2600mの高原都市。日中は暑く半袖で十分だが、朝晩は涼しい。 宿泊するホテルで昼食のあと教会見学。 ホテルのレストランの外にサイチョウっぽ…

エチオピア旅行記⑦ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

旅行7日目の16日(土)はアクスムから南のラリベラへ。 朝、出発前に時間があったのでホテルのまわりを散策。 アクスムはエリトリア国境近くのエチオピア北部に位置し、人口約5万人。かつてエリトリアとの国境紛争があった当時は外国人の立ち入りが許されな…

エチオピア旅行記⑥ ダナキル砂漠と北エチオピア世界遺産周遊

6日目の15日(金)、午後はいよいよ教会を見て回る。 エチオピアの宗教はキリスト教(エチオピア正教会)が中心で、その他イスラム教、アニミズム、カトリック、プロテスタントなどがあるが、最近はイスラム教が増えていて30%ぐらいになっているらしい。 エ…