善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「ブルース・ブラザース」

フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・ルージュ(MOUTON CADET ROUGE)2014」
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ボルドーの格付け第1級、シャトー・ムートン・ロスチャイルド直系のブランドワイン。
メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン12%、カベルネ・フラン8%。
飲みやすいワイン。

チーズは、いつもはフランスのコンテなんだが、今回はスイスの「アペンツェルエクストラ・ブラックラベル」。
アルプスの少女ハイジ」の舞台となったスイス東部のマイエンフェルトという標高500mほどの村にほど近いアペンツェル地方で8世紀ごろからつくられているスイスチーズの中でも古い歴史を持つ伝統的なチーズだという。
薬草やスパイス、白ワインやシードルなどをまぜた塩水を浸した布で繰り返し繰り返しチーズの表面を磨かれながらつくられるんだとか。
コンテに近い味。
枝豆は今が旬の丹波黒豆。

ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「ブルース・ブラザース
1980年の作品。
監督・脚本ジョン・ランディス。出演ジョン・ベルーシダン・エイクロイドほか。

ビックラこいてのけぞるような破天荒な映画。
刑務所から出所したジェイクと弟のエルウッドは、子どものころに世話になった孤児院を救うため、かつて結成していたバンドを再結成してひと稼ぎすることを思いつく。昔の仲間を集め演奏活動に乗りだすが…。

歌とダンス、笑いとアクションで描くミュージカル・コメディーといったところか。
ブルースやR&B、ソウルミュージックなどがふんだんに登場して、レイ・チャールズも出て見事な歌を聞かせてくれた。
食堂のオバサン役の女性の歌があまりにもうまくて聞きほれて、あとで調べるとアレサ・フランクリンという“ソウルの女王”だった。
ほかにも知る人ぞ知る名プレーヤーがたくさん出ていたのだろう。

スターウォーズ」でレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーがバズーカ砲やマシンガンを撃ちまくる“ナゾの女”として出ている。
そして何と、主人公の1人にナンパされる役で出ていたのはツイッギーだった。
日本で“ミニの女王”として有名になったのは10代のころだったろうが、この映画のときは30歳ぐらい。まさか映画にも出演していたとは。

最後はド派手なカーチェイスに戦車まで登場し、ここまでハチャメチャだとバカバカかしさを通り越してスカッとした気分になるから不思議。
あまりにもおもしろくて続編も放送予定だったので録画しようと思っていたのに、忘れてしまった。残念!