善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ハイジ」(2005年)

南アフリカの赤ワイン「ピノタージュ・シラーズ(PINOTAGE SHIRAZ2016f:id:macchi105:20200105114838j:plain

ワイナリーはレオパーズ・リープ。

ブドウ品種はピノタージュとシラーズ。

2種類のブドウは異なる発酵方法を採用していて、ピノタージュは発酵前にマセラシオン(浸漬)を行い、シラーズは房ごと発酵槽に入れ、重みだけでつぶし、発生した二酸化炭素の効果で発酵させるマセラシオン・カルボニック法を用いているんだとか。

熟成も品種別に行われ、シラーズは225リットルのヨーロピアンオークで12カ月、ピノタージュは伝統的な上部開放式のオーク樽で6カ月熟成させ、クリカージュ(樽の中へ酸素を送り込み熟成を促す技術)を行っているという。

 

ワインの友で観たのはテレビ東京で夜中に放送したのを録画しておいたイギリス映画「ハイジ」。

見ている途中に緊急地震速報が流れたが、映画の放送は午前3時ごろからだったから、眠っている最中に千葉県あたりで震度4地震があったらしい。

 

スイスの作家ヨハンナ・シュピリの児童文学「アルプスの少女ハイジ」を映画化した作品。

2005年制作。

監督ポール・マーカス、出演エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドーほか。

 

美しいアルプスの大自然をバックに、心優しい少女ハイジと彼女が出会う人々の心温まる交流が描かれる。

もう、おじいさんとハイジがヒシと抱き合うだけで見ている方も泣けてくる。

悪人は一人も出てこないから(富豪の家の執事だけがちょっと偏屈だが、決して悪人ではない。ちなみに執事を演じているのはチャップリンの娘のジェラルディン・チャップリン)安心して見ていられる。

ただ、心ないのは放送した民放局で、最後に余韻を残して終わってほしいのに、「THE END」も出演者・スタッフのクレジットもないまま、唐突に終わっていきなり下品なコマーシャルが流れてきて、ガッカリ。