善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「グラディエーター」

南アフリカの赤ワイン「ピノタージュ・シラーズ(PINOTAGE SHIRAZ)2015」
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ラベルに描かれている3匹の動物は南アフリカ・ケープ山脈に生息するヤマヒョウ、ケープマウンテンレオパード。ワイナリーではその保護活動を積極的に展開していて、売り上げの一部はヒョウをはじめとした絶滅の危機にある動物の保全活動に使われているという。

とても飲みやすいワイン。
手前左は丹波黒豆の枝豆。10月中ごろの今が旬。
手前右はやはり今が旬の柿とイチジクの和え物。

ついでに数日前に飲んだワイン。
フランス・ロワールの赤ワイン「ピノ・ノワール・アティテュード(PINOT NOIR ATTITUDE)2015」
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ワイナリーはパスカル・ジョリヴェ。「できるだけ自然に、手を加えないこと」をコンセプトに、自然の摂理に従ったブドウ栽培を実践していて、害虫や病害の防止策は自然の原料を使用した対策を講じることで果実味やアロマを最大限に引き出したワインをつくっているんだとか。
醸造でも、ほかのワイナリーでは発酵を促すために亜硫酸塩が使用されることが多いが、パスカル・ジョリヴェではブドウの果皮についている天然酵母を使っているという。

なるほど、まろやかでエレガントな味わい。
料理の手前は食用ホオズキ。独特な甘酸っぱさ。なぜか懐かしい味がした。

きのうのワインの友で観たのは、だいぶ前にNHKBSで放送していたアメリカ映画「グラディエーター」。
2000年公開の映画で、監督はリドリー・スコット、主演はラッセル・クロウ
舞台は帝政ローマ時代。ラッセル・クロウ扮するローマ軍将軍マキシマスは皇帝と皇太子の確執に巻き込まれて家族を失い、自らも奴隷に身分を落とすが、やがて剣闘士(グラディエーター)となって再びローマにあらわれ・・・、という物語。

スペクタクル映画。したがって家庭のちっちゃな画面で見るより映画館の大画面で見るべき映画だな、というのが感想。
ローマの闘技場、コロッセオが出てくるが、当然、セットとCGを駆使しているだろうが迫力があった。
赤土っぽい荒涼とした風景もなかなか壮大だったが、ロケ地はアフリカあたりだったに違いない。

そういえば何年か前、モロッコを旅行したとき、古い城塞の街のようなところがあり、ハリウッド映画のロケで使われたとかいってたが、「グラディエーター」のロケ地だったのかもしれない。

結論。スペクタクル映画は大画面で見るべし。