善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン ランゲ・ネッビオーロ・モンテグリッリ2013

エノテカよりの赤ワイン6本シリーズ第3弾の6本目は、イタリア・ピエモンテの「ランゲ・ネッビオーロ・モンテグリッリ(LANGHE NEBBIOLO MONTEGRILLI)2013」。
イメージ 1

今まで飲んだ中で一番高いワイン。たしかに味わい深く、余韻を楽しめた。

生産者のエルヴィオ・コーニョは、北イタリア・ノヴェッロ近郊の「ブリッコ・ラヴェーラ」という丘の頂上にある家族経営のワイナリーだという。

1950年代末、伝統的なバローロのワイナリー「マルカリーニ」で醸造を担当してきたエルヴィオ・コーニョが1990年に自身の名前でブドウ畑を購入し「エルヴィオ・コーニョ」としてのワイン造りを始めたというから、それほど古いわけではない。

特徴は、国際品種を一切使わずにネッビオーロを中心としたピエモンテ州ランゲに古くからある土着品種のみを使用していること。ブドウ栽培を最重要視し、栽培の促進や抑制は行わず、 農薬や化学肥料はほとんど使用せずに、伝統的な、あくまで自然に任せたブドウ栽培を行っているんだとか。
また、発酵にも土着の酵母を使用し、主に伝統的な大樽を用いてゆっくりと時間をかけて熟成させることで、樽の風味が強すぎない、果実本来の繊細でピュアな味わいを造り出しているそうだ。

そのネッビオーロ100%のワイン。