イタリア・ピエモンテの赤ワイン「ドルチェット・ダルバ マンドルロ(DOLCETTO D’ALBA MANDORLO)2018」
生産者のエルヴィオ・コーニョは北イタリア・ノヴェッロ近郊の丘の頂上にある家族経営のワイナリーという。
ドルチェット100%。余韻のある味わい。
ワインの友で観たのは、NHKBSで放送していたアメリカ・ルーマニア合作の映画「ハート・ビート」
2016年の作品。
原題は「HIGH STRUNG」。
和風英語でいえば「HIGH TENSION」ということか。
監督マイケル・ダミアン(製作・脚本も)
出演キーナン・カンパ、ニコラス・ガリツィン、ソノヤ・ミズノ、ジェーン・シーモア ほか。
プロのバレエダンサーを目指し、ニューヨークにやって来たルビー(キーナン・カンパ)。地下鉄でバイオリンを演奏する英国人青年ジョニー(ニコラス・ガリツィン) と出会い、2人は徐々に惹かれあっていくが、ルビーはコンテンポラリーダンスがなってないと奨学金資格はく奪の危機に直面し、ジョニーはバイオリンを盗まれた上にグリーンカード詐欺に遭ってしまう。追い詰められた2人はヒップホップダンスチーム「スイッチ・ステップス」を誘い、互いの夢をかなえるため弦楽器&ダンスコンクールの出場をめざすが・・・。
主人公ルビー役は、ロシアの名門バレエ団で活躍し、本作で女優デビューを果たしたキーナン・カンパ。ジョニー役のニコラス・ガリツィンもミュージシャンとしても活躍中。
監督のマイケル・ダミアンは歌手やブロードウェー俳優として活躍した経歴を持ち、ダンサーだった妻でプロデューサーでもあるジャニーン・ダミアンとともに執筆した脚本を自ら映画化した。
予想通りの展開と予想通りの結末。どこか「天使にラブソングを」に似てるところもあるが、地下鉄のホーム、ホテルかなんかの宴会ホール、そして最後の舞台の上と、3つのシチュエーションでのバイオリン・ヒップホップ・バレエが融合した音楽対決がすばらしかった。
バイオリンの弓でのチャンバラなんて、思わず笑ってしまったが、そこまで音楽シーンを重視するなら1つでも野外での音楽対決あればもっとよかったのに。
「ラ・ラ・ランド」でも高速道路でのダンスシーンが圧巻だった。