秋分の日の土曜日朝の善福寺公園は小雨、というより霧雨。公園を1周して帰るころにようやくやんできた。
上池を半周して下池に向かっていると、枯れて黒くなった葉っぱにガがとまっている。
不思議な模様をしているが、ヨトウガの仲間だろうか。
帰ってから調べたらシロスジツマキリヨトウに似ている。
ところが、さらに調べると、ヒメツマキリヨトウとかムラサキツマキリヨトウとか、同じような白い筋模様のヨトウガがいろいろいる。
とにかくヨトウガの仲間であるのは確かなようだ。
下池をめぐっていると、カワセミを発見。
今年夏に生まれたばかりの子どものカワセミのようだ。
上池にも幼い感じのカワセミがいたが、やがて彼らがこのあたりをテリトリーにしていくのだろうか。
頭の上の方から小鳥たちの鳴き声が聞こえる。シジュウカラやエナガの群れだ。
エナガがエサを漁りながら梢をめぐっていた。
下池を1周して再び上池に向かう。
クコの花についた水滴がふくらんでいる。
水滴の中に公園の景色が見える。
茎に張りついていたのはハゴロモの幼虫。
お尻からロウ物質を出してタカラジェンヌみたいに羽を広げているふう。
上池をめぐっていて、公園隣の屋敷林からのぞいているサネカズラの実が赤くなってるかな?と見に行くと、実はまだ赤くなってなくて、かわりに見つけたのが大きなイモムシ。
8㎝ぐらいの大きさがあるだろうか。
体のあちこちにイボがあって、そこから毛が生えている。
頭をこっちに向けてのけ反ったところ。
こんな巨大なイモムシは初めて見た。
最初、ヤママユガの幼虫かと思って帰って図鑑で調べると、オオミズアオの幼虫だった。
やがて繭をつくって成虫になるまでの時をすごすのだろうか。
シロヤマブキの実。花は白いのに実は黒い。
枝の先に黒豆みたいな実が4つ、雨にぬれていた。