木曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から気温は20℃を超えている。
公園に着いて最初に出迎えてくれたのはコゲラ。
利かん坊の顔をしている。
上池にいるはずのカワセミの姿がない。
幼鳥4羽に親が2羽で合計6羽いるはずだが、幼鳥は巣立ちしてから善福寺池にやってきて2週間ぐらいになるが、もう一人立ちしたのか?
池をめぐっていると、ミスジチョウが葉っぱにとまった。
翅を精一杯伸ばしているからか、やけに横に細長く見える。
太陽光線をたくさん浴びたいのかな?
いつも水面近くにいるゴイサギが高いところにいた。
一本脚だから休憩中か。
今年初のヒメジャノメ。
翅の裏面に白い帯と目玉模様を持つ。
下池に向かう途中、シモツケが咲き始めていた。
バラ科の落葉低木で、漢字では「下野」と書く。下野国(現在の栃木県)で発見されたことによるという。
タンポポにモンシロチョウがとまった。
白い花が咲いてるみたい。
下池では、カワセミが鳴きながら盛んに池をグルグルまわっていて、ちょっと休憩。
三郎だろうか、それとも小四郎?
下池を1周して再び上池に向かう。
ちっちゃいカマキリを発見。
こちらにはさらにミニミニのカマキリ。
アカスジカメムシがおなかを見せてとまっていた。
背中は赤と黒のストライプだが、おなかは斑点模様。
せなかもおなかも前身ハデハデのカメムシ。
葉っぱの上にいた毛虫。毒のある蛾、ドクガの幼虫か。
毛がボウボウで、何と頭から長い触覚を伸ばしている?
よく見たら長く突き出た毛の束だった。
毒針で敵をやっつけるためか?と帰って調べたら、ヒメシロモンドクガ(姫白紋毒蛾)の幼虫のようだ。
ドクガの仲間だが幼虫も成虫も毒を持たない。
それなのになぜドクガ?
頭部の左右から伸びる長くて黒い毛束が不気味というか、オシャレというか。
やはり触覚の役目をしているのだろうか?
それにしてもこんな毛虫初めて見た。
上池に戻ると、さきほどはいなかったカワセミの声。
遠くにとまっていたのはメスのサクラかな?
善福寺公園近くの区立公園では、タイサンボク(泰山木)の大きくて白い花が咲いていた。
つぼみの時期が長くて、いつ咲くかと待ち続けていたが、この花が咲くと夏近しを実感する。
気温的にはもうとっくに夏の気分なんだが・・・。