土曜日朝の善福寺公園は曇り。風はなくすごしやすいが、北の方から雷鳴が聞こえてきて、ちょっと不安。
まず上池をめぐろうとしたら、池の真ん中に見慣れない4、5羽のカモ。
ヒドリガモのオスとメスだろうか。
ユーラシア大陸北部のシベリアあたりに広く分布・繁殖していて、冬になると南下して越冬するので、善福寺公園にもやってくる。
池のほとりにいたら、オナガガモが近くまできてくれた。
メスのオナガガモだろうか、地味な色合いをしているが、秋の飛来時に見られるエクリプス羽というオスだろうか。
おなかのウロコ模様が美しい。
池をめぐっていると、池の真ん中の以前にはスイレン畑があったあたりの枝にカワセミがとまっていた。
このところ毎日この枝にとまっていて、ここがお気に入りなのだろうか。
さらに池をめぐっていると至近距離に別のカワセミ。
まだ脚もおなかも黒っぽい幼鳥のようだ。
下のクチバシが赤いからメスだろうか。
ダイブしてエサをゲットしたかと思ったら失敗して、別の場所からエサをねらっていた。
上池を半周して下池へ。
池をめぐっていると、けさもエナガの群れと出会う。
紅葉(黄葉というべきか)とエナガ。
エナガの正面顔。ちっちゃなクチバシがかわいすぎ。
下池を1周して再び上池に向かう。
アザミの花に向かうハナアブの仲間のヒラタアブ。
上池に戻ると、目の前でホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)がエサをねらっていた。
鋭いクチバシと脚。つつかれたりしたら痛そう。
子どもだとてコワそうな目つき。
さきほどの池の真ん中のカワセミは、やっぱり同じところにいた。
こちらでも、やはり最初に見つけたヒドリガモっぽいのが5羽でかたまっていた。
善福寺池にやってきたばかりなので様子をうかがっているのか。
左の端にはカイツブリが1羽。
けさも、姿は見せなかったがウグイスが鳴いていた。
このところ毎日のように、カモも含めて冬鳥たちが次々と公園にやってきているようだ。