善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

木の葉返しの達人シロハラ

金曜日朝の善福寺公園は曇り。ときどき日も差すが、風が冷たい。

 

けさの上池のカワセミは、1羽が池の上を飛んでいたが、もう1羽の池の端の方にいる1羽は、けさも同じようなところでジッとしている。f:id:macchi105:20220128092244j:plain

休んでいるのか、エサをねらっているのか。

 

上池から下池に向かっていると、シロハラが落ち葉をどけては、その下の虫や木の実などを探していた。f:id:macchi105:20220128092321j:plain

落ち葉をガサゴソやるのが習性なので、シロハラには「木の葉返し」の異名もあるんだとか。

 

見上げると、高い木の上ではエナガの群れが移動中だった。f:id:macchi105:20220128092435j:plain

 

下池をめぐっていると、ヒッヒッとやけに甲高い声がする。

見回すと、カイツブリが鳴いているのだった。f:id:macchi105:20220128092458j:plain

カイツブリは、やはり甲高い声でキュルルルルと鳴くことがあるが、これはさえずりといって、オスが繁殖期に鳴いてメスにアピールしたり、なわばりを守ったりするときに鳴く。

けさ聞いたのは地鳴きで、オスだけでなくメスも鳴き、仲間を呼んだり警戒を呼びかけたり、いわば日常会話みたいなものという。

それにしても体に似合わぬよく響く声だった。

 

ふたたび上池にもどると、さきほどとは別のシロハラf:id:macchi105:20220128092601j:plain

やっぱりしきりに落ち葉をひっくり返していて、獲物をゲットしたのかクチバシが黄色っぽくなっていた。

 

ホシハジロが脚を踏ん張って、寝ていた。

なかなか立派な水掻きだ。f:id:macchi105:20220128092625j:plain

しかし、何もそんなに踏ん張って寝なくても。