水曜日朝の善福寺公園は快晴。初夏、というよりまるで真夏の日差し。日陰にはいるとホッとする。
上池にはメスのカワセミのサクラの姿。
幼鳥も飛んできて、母親のサクラを入れて3羽が並んでとまった。
池のほとりで咲いていたのはバラの仲間?
植えたわけではなくてどこからか種が飛んできて伸びてきたのか。
アリが集団で獲物を運んでいる。
アリは集団をつくり仕事を分担し合って生活する社会性昆虫。
協力してエサを運んでいるようだった。
モンシロチョウが花の蜜を吸っていた。
と思ったら、ひらひらと飛び立ったところ。
ムラサキツユクサの花。
よく見るとたくさんの白い毛が生えている。雄しべ・雌しべを守るためだろうか。
茎が固まってねじれたみたいになっているのは、その方が強くて丈夫に育つからかな?
ひょっとして植物の知恵の産物かもしれない。
ここでもモンシロチョウが花の蜜を吸っている。
花に囲まれて、チョウにとっては天国みたいだろう。
下池では、池のほとりでとても立派なヤゴの脱け殻を発見。
かなり大きめトンボが羽化したみたいだ。
頭の上をエナガの群れが飛んでいく。
幼鳥らしいのが一瞬だけ枝にとまってくれた。
下池を1周して再び上池へ。
黄色い体色に黒い紋があるカミキリムシが葉っぱの上にいた。
キイロトラカミキリのようだ。
虎(トラ)の模様にそっくりというのでトラカミキリだが、数あるトラカミキリの中で最も「虎」らしいトラカミキリといわれる。
そういえばプロ野球のセ・リーグは阪神タイガースが4連勝で単独首位に立ったんだとか。関係ないか。
上池をめぐっていると、4つ星のテントウムシ。
キンシバイが咲き出した。
たくさんの雄しべの真ん中から雌しべがニュッと突き出ていて、先端が5つに分かれている。
飛んでくる花粉を素早く逃がさずキャッチするためだろうか。
ここにも植物の知恵。
小さな、数㎜ぐらいしかないクモが上手に網をつくっていた。
まるで織物みたいな美しい隠れ帯。
後ろに隠れて獲物がやってくるのを待ち構えているのだろうが、クモもやっぱり芸術家だ。
やけに手脚の長~いガガンボ。
後ろ脚なんか体長の3倍ぐらいある。
あまりに長すぎて不自由しないのかな?と、ガガンボを見るといつも心配になるんだが。
けさは木の高いところからキビタキの美しい声が聞こえた。