日曜日朝の善福寺公園は快晴。風もなく、冷え込みもない。
けさの上池のカワセミは、いつものところにいるはずのオスがいない。
池をめぐっていくと、いつもメスのH子が根城にしているあたりにオスのカワセミ。若造のB2くんのようだ。
とすると、奥手のB2つんもようやく恋心が芽生えてメスを探しにきたのか?
去年、この池をテリトリーにしていた三郎くんは、けさも池の端でジッとしていた。
きのう出会ったメスとはその後、進展がないのか?
下池を1周してふたたび上池に戻る途中、高い木の枝にオオタカ、あるいはツミらしいのがとまっていた。
遠くてよくわからないが、大きさからするとオオタカに見えるが・・・。
しきりにあたりをうかがっていて、背中を向けているのにこっちを見ている。
何てよく首の回ること。
首がよく回ることで知られるフクロウは右に270度、左に270度、首を回すことができ、それで真後ろも見えるのだが、同じ猛禽類であるタカも同じなのか。
さらに池をめぐっていくと、いつもB2くんがエサ場にしているところにメスのH子らしいのがいる。
ちょっと場所を変えて。
しかし、B2くんの姿はない。
ちょうど居合わせたカワセミ・ウオッチャーによると、さきほどはB2くんとH子が30㎝の近さまで接近したらしい。
B2くんがエサをゲットしたので求愛のためのプレゼントをするかと思ったら、自分で食べちゃったという。
やっぱりまだその気になってないのかな。
さらに、カワセミ・ウオッチャーによるとH子はしきりに去年、自分の巣にしていた方向にB2くんを誘う素振りを見せていたという。
なかなか積極的なH子。
オスとメスとでは成熟が早いのはどちらか。
ヒトもカワセミも同じか。