火曜日朝の善福寺公園は晴れ。気温はきのうの朝よりは多少低め。秋の足音が聞こえる？
上池のポールの上に、若造らしいカワセミ。
いつもは遠くにいるカイツブリが珍しく寄ってきていた。
こうして見るとけっこう首が長い。
上池から下池に向かう林の中で、足元を黒っぽいチョウがかすめていった。
すぐ近くにとまったので近寄ると、翅を閉じてとまった姿は枯れ葉そっくりで、ごく小さな目玉模様が点々と並んでいる。
ジャノメチョウの仲間で、クロコノマチョウのようだ。
黒っぽくて木の間（コノマ）でよく見られるチョウというのでこの名がついたというが、もともと南方系で、近年の温暖化とともに北上しているといわれる。
下池をめぐっていると、池のほとりで羽化直後のセミが殻からぶら下がっていた。
久しぶりにバンを発見。夏の間は姿を見なかったから、どこか別のところからやってきたのか。
葉っぱの上にいたのは黄色一色で斑紋のないテントウムシ。キイロテントウだ。
頭近くの胸のあたりは白くて、一対の黒い紋がある。
こうしてみると帽子をかぶったバッキンガム宮殿の儀仗兵みたい。
ツタを移動中のテントウムシかな？
とよく見ると、ツヤがない上に、下から見るとテントウっぽくない。テントウに擬態した虫だろうか。
花をめぐっていてひと休みしてるらしいコスカシバ。
こちらは毒を持つハチに擬態したガ。
体をくねらせてとまっているが、軍配状の尻尾をしているのでオスのようだ。
