善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ハンターキラー 潜航せよ」

スペインの赤ワイン「アルトス・イベリコス・レゼルヴァ(ALTOS IBERICOS RESERVA)2014」

(写真はこのあと牛ステーキ)f:id:macchi105:20210322143912j:plain

生産者は、フランスとの国境に近いバルセロナの近郊ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上の歴史を持つトーレス

スペイン北部のリオハで栽培される土着品種、テンプラニーリョ100%使用。

レゼルヴァは最低36カ月の熟成期間が必要だそうで、このワインのヴィンテージは2014年。

複雑味と調和が取れたエレガントな味わい。

 

ワインの友で観たのは民放テレビで放送しいたアメリカ映画「ハンターキラー 潜航せよ」。

2018年の作品。

監督ドノヴァン・マーシュ、出演ジェラルド・バトラーゲイリー・オールドマンほか。

 

ロシアで国防大臣が軍事クーデターを起こし、ロシア大統領が監禁される。第3次世界大戦を避けるため、ジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原潜ハンターキラーは、ネイビーシールズ精鋭部隊とともに大統領の救出に向かうが、ハンターキラーに課せられたミッションは、成功率ゼロに近いロシア海域奥深くへの潜航だった。

途中、クーデター軍によって沈められたロシア原潜からアンドロポフ艦長(ミカエル・ニクヴィスト)を救出し、彼に案内役になってもらいながら狭い海域を縫うようにして進んでいくが・・・。

 

原子力潜水艦艦長と気鋭の作家が共著した同名の小説を映画化。

原作者のアドバイスもあったのか、潜水艦内の様子とか緊迫した潜航などはとてもリアルで、劇場の大画面で見ればもっと迫力があっただろうと思った。

 

海軍兵学校卒のエリートではなく、一兵卒からの叩き上げ艦長が、まわりの冷たい視線の中、見事な指揮官ぶりを発揮して兵士たちの信頼を得ていくところも見どころのひとつ。

「レオン」では残忍かつ極悪非道な刑事を演じたゲイリー・オールドマン統合参謀本部議長の役。もうイカれた役はやりたくないと思ったのか、そういえば2017年のチャーチルを演じた映画でアカデミー主演男優賞を受賞している。

ロシア原潜の艦長役ミカエル・ニクヴィストスウェーデンの俳優で、スティーグ・ラーソン原作の「ミレニアム」三部作で主人公のミカエルを演じた人。映画の公開前の2017年にがんのため56歳で亡くなっている。