善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「巴里のアメリカ人」

チリの赤ワイン「モンテス・クラシック・カベルネソーヴィニヨン(MONTES CLASSIC CABERNET SAUVIGNON)2013」
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ワインの友のつまみ諸々。
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チリのワインメーカー、モンテス社のワイン。ラベルに描かれているのは天使。モンテス社のシンボルなのだとか。

ワインとワインの友のつまみとともに観たのは「巴里のアメリカ人」。
1951年のアメリカ映画。
たしか2月にNHKBSでやってたのを録画したまま忘れてた。
大昔にみたはずだが、まるで記憶なし。おかげで新鮮な気持ちで見られた。

監督ヴィンセント・ミネリ、出演ジーン・ケリーレスリー・キャロンオスカー・レヴァントニナ・フォック、ジョルジュ・レタリなど。
パリを舞台にアメリカ人の画家とフランス人の女性の恋というか三角関係を描く。
ジーン・ケリーのダンスがすばらしい。背は高くはないがガタイはよく、躍動感にあふれて、なおかつしなやかな踊り。得にタップダンスの見事なこと。全身が波のようにゆれていた。
相手役のレスリー・キャロンはクラシックバレーの出身なのか、やはり美しい踊り。ガーシュイン作曲の「パリのアメリカ人」をバックに、ロートレックとかフランスの画家が描くパリの街角の風景に似せたセットの中で縦横無尽に踊りまくる延々18分間のダンスシーンが圧巻。
それと、ジーン・ケリーの相棒であるピアニストのオスカー・レヴァントのピアノがまたすばらしい。しかもちょっぴり三枚目ふうで、味のある演技。一人でピアノやほかの楽器、それに指揮者までするオーケストラの演奏シーンが楽しかった。