善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ファーゴ」

イタリア・ピエモンテの赤ワイン「バルベラ・ダルバ(BARBERA D’ALBA2017 
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先日の飲み屋で教えてもらった「炙りホタテ」を早速実行。

ワイン生産者のプルノットは、アルプスの山々に囲まれたイタリア屈指のワイン産地、ピエモンテ州バローロバルバレスコを中心にワイン造りを行う老舗ワイナリー。
バルベラ100%。
値段もそれなりに高いワインはやっぱりうまい。
 
ついでに最近飲んだワイン。

チリの赤ワイン「モンテス・リミテッド・セレクション・ピノ・ノワールMONTESLIMITED SELECTION PINOT NOIR2016 

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リミテッド・ピノ・ノワールは年間生産量が約4500ケースほどと生産量が少なく、稀少なワインなんだとか。
 

同じくモンテスの「モンテス・クラシック・シリーズ・メルロ(MONTESCLASSIC SERIES MERLOT2017 

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しなやかなタンニンとまろやかな口当たりのワイン。
 
ワインの友で見たのは民放のBSで放送していたアメリカ映画「ファーゴ」。
1996年の映画でコーエン兄弟の監督・脚本。
 
アメリカ・ノースダコダ州の都市ファーゴとその周辺を舞台にしたブラックコメディーっぽいサスペンス映画。狂言強盗の話で始まるが、次々と殺人が繰り返されていく。
映画の冒頭、次のテロップが映し出される。
「この物語は実話である。この映画で描かれた出来事は1987年にミネソタ州で起こった。生存者の要望により氏名は変えられている。亡くなった方へ敬意を表すため、それ以外はすべて起こった通りに語られている
 
「へー、そうなんだ」と思って見ていくと、次々と人を殺す場面が出てきて、「こんなことホントにあったのかよ」と思ってしまう。
ところがこれも演出の1つで、実際にこんな事件が起こった事実はなく、物語は完全なるフィクションだった。
実はエンドロールで小さく「本作はフィクションである」と出ていて、いかにもコーエン兄弟らしいんだが、民放でやる映画の悲しさ(あるいは滑稽さ)か、エンドロールなんかスッ飛ばしていきなり終わっちゃったから、何も知らない人はきっといまだに「あの映画は実話だった。あーコワ」と思っているに違いない。