火曜日朝の善福寺公園は晴れ。風は微風。残暑きびしい。
公園に着くと、いきなり赤い花が目に飛び込んでくる。
何と早くもヒガンバナが咲いていた。
秋の彼岸のころになると咲くというのでこの名がついたが、それにしては早すぎる。
いつも公園でヒガンバナが一番早く咲くあたりではまだ茎も伸びていない。
咲いていたのは最近、公園事務所が花壇ふうにつくった場所。栽培種?なので早いのだろうか。
たしかヒガンバナはクローンなので、いつもだとサクラのソメイヨシノと同じで一斉に咲くのだが。
上池では、オスのカワセミ。
ここ数日姿を見なかったマルちゃんだろうか?
アカボシゴマダラが飛んでいて、地面に降りて吸水を始めた。
木陰にいたのはメスのカワセミ。
ヤエちゃんか?闖入者か?
上池を半周して下池へ。
途中、葉っぱの上で翅を全開にしていたのはコムラサキ。
チョウは変温動物なので、体に当たる太陽光の熱によって体温調節している。
全開にしているのは、朝日を全身に浴びてパワーをもらおうとしているのか。
オスだと表の翅が紫色に変わるが、オレンジ色のままなのでどうやらメスのようだ。
ジッとしているので最接近して観察。
複眼もオレンジ色、丸めた口吻もオレンジ色。
イトトンボが交尾していた。
今年は公園を歩いていてイトトンボの交尾シーンをよく見る。
とすると来年は・・・。楽しみが増えた。
ヒョウモンチョウが飛んでいて、葉っぱにとまった。
ツマグロヒョウモンのオスのようだ。
やっぱりオレンジ色の複眼をしている。
葉っぱの間から顔をのぞかせているのは・・・・?
カナヘビだった。
正面から見るとまた別の顔に見える。
バッタが逆さまになっている。
こうしておなかの方から見ると、上からは見えない口が見えて、けっこう頑丈そう。
噛まれたら痛そうなんだけど。
そばにジョロウグモが脱皮した脱け殻がある。
秋を迎え、脱皮を繰り返して大きくなっているようだ。