善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ツクシが顔を出す

日曜日朝の善福寺公園は快晴。風が冷たい。

 

きのうは1日中雨で散歩ができなかったが、けさは雲ひとつない、いい天気。

きのうは多少は足踏みしただろうが、サクラ(ソメイヨシノ)の開花も進んでいる。

 

上池をめぐっていると、アオサギが羽繕い中。

こうしてみると白っぽく見えるが。

 

下池にまわると、カワセミの声がして、イチョウの木の高いところからカワセミがエサをねらっていた。

オスのようだから、小四郎だろうか。

 

下池を1周して再び上池に向かう途中にはアオジカップル。

やさしい顔しているのがメス。

地面に落ちている木の実かなんかをゲット。

濃い顔をしているのはオス。

2羽で仲よく食事中だった。

 

上池に戻ると、枝の陰にいたのはサクラらしいメスのカワセミ

すでにオスの文二が求愛給餌をしたらしいが、もっとほしいのか、小さな声で鳴いていた。

 

池の畔でツクシが顔を出していた。

童謡の一節に「ツクシ誰の子スギナの子」というフレーズがあるが、トクサ属のスギナの地下茎。春になって地下から伸びてきて、胞子を放出するとやがて枯れ、同じ場所に今度は栄養茎であるスギナが伸びてくる。

ツクシの語源には諸説あるが、スギナにくっついているから「付く子」、茎の袴の部分が継いでいるように見えるところから「継く子」などの説があるという。

漢字で「土筆」と書くのは、見た目の通り土の中から出てきた筆のようだというわけなのだろう。

いずれにしても、春はいよいよ本番という感じ。あさっては春分の日だ。