木曜日朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。南風が吹いている。
公園に着くなり、ルリビタキを発見!
“青い鳥”のオスではなく、地味な色合いのメスか、あるいは若オス。
少しの間だけキョロキョロしていたが、やがて飛び去った。
上池では、いつものところに文二らしいオスのカワセミ。
何と近くにメスのカワセミ。
どうやら、下池にいたサクラらしい。
とうとう2羽は並んでとまった。
サクラはオスを探して善福寺川の方にまで遠征していたが、ついに上池にやってきたのか。
下池でも若いオスを口説いていたもののラチがあかなくて破談になったみたいだったが、上池ではどうなのか?
下池でのサクラのオスへのアタックが善福寺公園の“カワセミ愛の劇場”第1幕なら、けさは第2幕の始まり。
目撃者の話では、きのうは文二がサクラに求愛給餌(プロポーズのため獲った小魚をメスにプレゼントすること)していたというから、めでたくつがいになったみたいなんだが、けさも、サクラが文二に近づくも、どうもはっきりしない。
文二のとなりにやってきて積極的なサクラ。
一方の左の文二はというと、うなだれている。
文二が小魚をゲット(下が文二で、上がサクラ)。
文二は獲った小魚の頭を上にするプレゼントポーズ。
サクラはプレゼントをもらおうと近くにやってくる。
ところが、次の瞬間、文二はエサをあげないで自分で食べちゃった。
その後、2羽は別れ別れ。
サクラは自分でエサをゲットしていた。
たくましく生きていくサクラ。
カワセミの世界でも自立する女性の姿。
池をめぐっていると、けさもモズのサエズリが聞こえる。
モズのオスが盛んにノドをふくらませて鳴いていた。
うしろを振り向いてメスを探しているのか。
こっちを見たが別に気にする様子はない。
思索にふけってるみたいな感じで、考えるモズ。
鳴くのをやめて、しばらくそのままでいた。
下池に回ると、上池につながっているトンネルの上にオスのカワセミがとまっていた。
オスの小四郎だろうか。
2度ほど、ホバリングしながら暗いトンネルの中を見る動作。
トンネルの先の上池が気になるのか、ということはつまり、上池に行ってしまったサクラが気になるのか?
池をめぐっていると、先ほどの小四郎くんか。
サクラのことは諦めちゃったのか、羽繕いに余念がなかった。
上池に戻る途中にはジョウビタキのオス。
公園から帰ろうとして、最後に見つけたアオジ。