善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

アオサギの居場所争奪戦

木曜日朝の善福寺公園は快晴。日なたはポカポカ、日陰は寒い。

 

上池の小島に浮かぶ市杵嶋神社(弁財天)にお祈りしていると、すぐそばに文二くんらしいカワセミのオス。

神さまのお使いを気取ってるのかな?

 

下池に回ると、むこう向いててなかなかこっちを向いてくれないオスのカワセミ。六兵衛らしいが・・・。

 

池をめぐっていると、いつもはメスのサクラがいるあたりにオスのカワセミ

さっきのが六兵衛だとすると、小四郎だろうか。

 

さらに池をめぐっているとまた別のカワセミ

さきほどみた六兵衛らしいが・・・。

 

と、目を転じると、上空をアオサギが羽を広げて飛来してきて、高い木の枝に止まろうとしている。

するとそこにはすで先客がいる。

あとからきたアオサギは、前からいるアオサギに向かって「どけよ」といってるみたい。

前からいるほうは、首を伸ばして「いやだよ、どかないよ」と抵抗している。

しばらくそのままで両者、じっと動かないままでいたが、やがてあとからきたのがつっつき始めた。

すると、前からいたほうは渋々どいて、離れたところに移動していった。

あとからきたくせに傍若無人に振る舞うヤツはアオサギの世界にもいるようだ。

 

久しぶりにカイツブリが1羽。

ときどき善福寺公園にやってくる。

 

これも久しぶりに見る瑠璃色に輝くルリチュウレンジ。

漢字で書くと「瑠璃鐫花娘子」。ハバチの仲間で、メスの成虫が花の茎を彫って卵を産みつけるのでこの名がついた。

 

緑色の芋虫発見。

尻尾にツノがあるからスズメガの幼虫だろうか。

 

翅の端に目玉模様と突起のあるツバメシジミ

そばにはヤマトシジミ

同じシジミチョウなので仲がいいのかな。

 

いつもの散歩コースの公園内の道端で、シュウメイギク秋明菊)が咲き出した。

花壇のシュウメイギクはとうに咲いているが、野生のシュウメイギクは花芽はだいぶ前から出しているのになかなか咲かず、いつも今ごろになって咲く。

それだけに、いとおしい感じがする。