善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ACミラン柄のアカスジカメムシ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。穏やかな朝。

 

上池で久しぶりに見たカイツブリ

ただし1羽だけ。以前よく見たカップルのカイツブリとは別の子か?

 

遠くの方にいたのはオスのカワセミの文二くんのようだ。

 

ピンク色のシュウメイギク秋明菊)が咲いていた。

栽培種は別にして、公園の池のほとりで自生している白いシュウメイギクは、つぼみにはなってるもののいまだ咲いてないが・・・。

このシュウメイギク、名前にキクがつくがキクの仲間ではなく、アネモネの仲間だそうだ。

 

公園のあちこちで、おなかを大きくしたジョロウグモのメスと、そっと近づくオスの姿。

産卵期を迎えているのだろう、大きいのがメスで小さいのがオス。

オスは交接(クモは交尾とはいわず交接という)のチャンスをねらっているようだが、うっかり近づくとメスに食べられちゃうので、そっと忍び寄ってる感じ。

 

下池を1周して再び上池に戻る途中、アカスジカメムシを発見。

黒地に赤のストライプが美しいカメムシ

イタリア・ミラノのプロサッカーチーム、ACミランのユニフォームにそっくり。

別にACミランのサポーターというわけではなくて、赤と黒のくっきり模様は警戒色で、捕食者からの攻撃からのがれようとしているという。

生存のためにつくり出される美しさ。

 

ノダケの花にミツバチが訪れていた。

おそらくニホンミツバチだろう、後ろ脚には黄色い花粉ダンゴがくいている。

公園内には野生のニホンミツバチの巣があるし、近所にはニホンミツバチを飼っている人もいるだろう。

 

これもこのところ久しく見なかったシジミチョウ。

そっと近づくと、鼻先がツンと立っていて、お澄まし顔。

 

池の真ん中に三郎くんらしきオスのカワセミ

 

アベリアの花にはけさもホシホウジャク。

ハチに擬態したスズメガの仲間。

ホバリングしながら、細くて長~い口吻を伸ばして蜜を吸っていた。