日曜日朝の善福寺公園は快晴。きのう同様、木陰は涼しく日なたは暑い。
上池をめぐっていると池のほとりの木陰にカワセミが1羽。
よくみるとおなかの当たりが黒っぽい。幼鳥のようだが、巣立ってからはだいぶたっているのか、脚は赤身がある感じ。やがて飛び去った。
ニイニイゼミがジッととまっていた。
羽化直後なのか。近寄っても動かないので、上からのぞいてみる。
つぶらな瞳。
赤トンボが休憩中か。長い間同じ姿勢でいるから、こちらも羽化して間もなく、翅を乾かしているところかもしれない。
翅を前にして変わったポーズ。まるでベールで顔を隠しているみたい。
すぐそばにシオカラトンボ。
こちらはジッとしていなくて、ほかのトンボが飛んでくるとすぐにチョッカイをかけにいく。
トンボもいろいろ。
大きめのアリが獲物をくわえて葉っぱの上を移動中。
体長は10㎜以上はあるだろうか。頭は黒いが、おなかの当たりは赤い。
帰って調べるとムネアカオオアリに似ている。
クロオオアリと並んで日本最大のアリという。
それにしてもおなかがチョーくびれている。
茂みの上にUFO出現!?
ウズグモの網だった。
何と、近くにほかにも4つのウズグモの網があった。
ということはこのあたりには5匹もいて、ウズグモは飢餓状態のとき渦巻き模様の網を張るというからみんな飢えているのか?
ベッコウハゴロモの成虫と幼虫が仲よく並んでいた。
茎の上をトコトコ歩いているのはアオバハゴロモの幼虫。
近づくと、危険を察知したのか歩くのをやめ、ピタッと張り付いたようになってそのまま動かなくなった。
「私は虫なんかじゃありませんよー。ただの綿毛ですよー」とでもいってるみたい。