土曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から日差しが強いが気温はちょうどいい。
けさも上池には5羽のヒナ。日に日に大きくなっている。
池の畔で奇妙な実だか種だかを発見。
帰って調べたら、ゲンノショウコの種のようだ。
薬草として有名で、煎じて飲むと、「ほれこの通り」とすぐに効果があらわれるというので、「現の証拠」。
じつはゲンノショウコの種はかなり変わった種だという。
植物はいろんな方法で種を遠くに飛ばしていて、鳥や虫に運んでもらったり、風に載ったりするが、ゲンノショウコは秘術“種飛ばし”のワザを持っているという。
けさ見たのは前段階で、種が成熟すると鞘が上に跳ねるように反り返り、その反動で種は遠くに飛ばされるんだそうだ。
種鞘が弾けたあとの形が御神輿にに似ていることから別名ミコシグサと呼ばれているという。
明日もあったら見てみよう。
その近くにメタリック・カラーの美しいアブだかハエ。
脚の長いアシナガバエだ。
アシナガバエ科の虫で、和名にはハエとつくが、実際にはアブに近いという。
さらに小さなカマキリ。
1㎝にも満たない小ささ。卵からかえったばかりなんだろうか。それでも立派にカマキリの形をしている。
セセリチョウのうしろ姿。
サトキマダラヒカゲだろうか。樹液を吸っていたが、翅はボロボロの感じ。
ゆらゆらと飛んでいたミスジチョウが葉っぱに止まったところ。
葉っぱの裏でとぐろ?を巻いているのはハグロハバチの幼虫。