イタリア・サルディーニャの赤ワイン「ゴイマヨール(GOIMAJOR)2016」
写真はこのあとステーキが登場。
サルディーニャの土着品種カンノナウを主体に使用。カンノナウとはサルデーニャ独自の名前で、フランスのグルナッシュ、スペインのガルナッチャに当たる品種のこと。その他に約5%ほど土着品種を数種類ブレンドしており、果実味が豊かで、とても柔らかな口当たりのワイン
ついでにその前に飲んだのは南アフリカの赤ワイン「カベルネソーヴィニヨン(CABERNET SAUVIGNON)2018」
南アフリカのルパート家が手掛けるワイナリー、レオパーズ・リープの赤ワイン。
ときどき愛飲している、
ワインの友で観たのはBSで放送していたタリア・スペイン合作の「豹/ジャガー」。
1968年製作のマカロニウエスタン。
原題は「Il mercenario」
「傭兵」という意味らしい。
監督セルジオ・コルブッチ、出演フランコ・ネロ、ジャック・パランス、トニー・ムサンテほか。
革命に揺れるメキシコ。早射ちの殺し屋ビル・ダグラスことセルゲイ・コワルスキ(フランコ・ネロ)は精悍なジャガーのような男だった。彼は、鉱山を持つ富豪にメキシコから銀を移送する際の護衛を依頼される。だが、鉱山は若いガサツな男パコ(トニー・ムサンテ)率いる革命軍に占拠されていた。また、商売敵の殺し屋カーリー(ジャック・パランス)が富豪に接近し用心棒として雇われたため、彼はパコたち革命軍側につくことに。パコはジャガーに惚れ込み、あり金をはたいて参謀に雇う。革命部隊は町々を解放していくが、富豪は軍隊を連れて討伐にやってきて、やがて革命軍は壊滅。しかしジャガーとパコは生き延びて、宿敵カーリーを倒したジャガーは、いまだ革命の理想に燃えるパコを残し去って行く…。
2人の最後のセリフ。
パコ「おれには夢がある。お前にあるのか」
ジャガー「夢を見続けろ。だが目を開けておけよ」
なかなかいい映画だった。
最初、タイトルの「豹/ジャガー」からしてヘンな映画かと思って見始めたが、掘り出しものの作品だった。
美しい映像が随所に挟まれていた。
途中から出てきてヒロイン役をするメキシコ女性が、主役のジャガーじゃなく粗野だけど革命に燃えるパコに惚れるところがいい。
ときおり流れる口笛の曲がいいなと思ったら、音楽はエンニオ・モリコーネだった(ほかにブルーノ・ニコライ)