善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「ホーホケキョ」ウグイスの初鳴き

土曜日朝の善福寺公園は快晴。

きょうから3月。春の陽気。

ウグイスの初鳴きを聞く。

 

上池をめぐっていると、きのうは見なかったが、お気に入りの場所にオスのジョウビタキ

そろそろ北へ帰るころで、ソワソワしてる?

 

上池を半周して下池へ。

葉っぱの陰で去年生まれた若いカワセミが羽繕いしていた。

川(善福寺川)からやってきたオスのようなんだが。

 

下池を1周してふたたび上池に向かう。

小川(遅野井川)に差しかかると、何と藪の中から「ホーホケキョ」とウグイスが鳴いている。

きのうまでは「チャッチャッ」と地鳴きしかしてなかったが、いきなり目覚めたのだろうか。

しかも、いつもなら初鳴きのころはちゃんと鳴けなくてへたっぴいなのに、けさはとても上手に「ホーホケキョ」と鳴いている。

藪の中を複数で移動しているらしく、オスがメスを追いかけているのか?

こちらも、鳴き声を頼りに追いかけると、鳴いている瞬間を激写!

やがて遠くへ飛び去っていった。

 

ウグイスの初鳴きは早春の風物詩のひとつ。

「ホーホケキョ」と聞くとなぜか華やいだ気持ちになる。

しかし、都市化で観測が難しくなったためか、あるいは単に合理化のためか、気象庁は、花の開花やウグイスの初鳴きなどから季節の移ろいをとらえる「生物季節観測」を、2021年から6種9現象に縮小していて、サクラの開花・満開などは今もやっているものの、ウグイスの初鳴きなど動物に関してはすべて廃止してしまった。

例年だと東京あたりでは3月10日ごろが初鳴きの平年日なのだが、3月1日はチト早いのかも。

 

上池ではヤエちゃんらしいメスのカワセミ

オスのマルちゃんはどこかな?

 

ツバキの花の蜜をメジロが吸いにきていた。