善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

羽化直後かな?透明色のナミアゲハ

 

日曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりした雲。けさも蒸し暑い。

 

上池のカワセミはメスが1羽。f:id:macchi105:20210829090416j:plain

場所を移動したところ。f:id:macchi105:20210829090436j:plain

近くに別のカワセミ。オスのようだが。f:id:macchi105:20210829090457j:plain

 

アゲハチョウ(ナミアゲハ)がヒラヒラ舞っている。f:id:macchi105:20210829090518j:plain

ようやくとまったと思ったら、高いところでよくわからない。

 

コナラの木にはアカボシゴマダラ。f:id:macchi105:20210829090546j:plain

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その近くに、やけに透明な翅のアゲハチョウ。

全体的に白っぽく、まるで早朝のさわやかさのような透明な感じだ。f:id:macchi105:20210829090708j:plain

そばに別のアゲハもとまっていて、両方ともジッと動かないでいる。f:id:macchi105:20210829090801j:plain

少し離れたところでは別のアゲハも。

どうやら、このあたりで一斉に羽化した直後のアゲハのようだ。

アゲハに限らずモンシロチョウなどでも、羽化のタイミングは朝方という。太陽が出て明るくなってから30分から1時間ぐらいで羽化し、大空へ旅立っていくという。

やがて翅を開いて、体を乾かしているところだろうか。f:id:macchi105:20210829090834j:plain

 

ササの葉っぱのあたりにはウズグモが網を張っていて、渦の中心の裏側でクモが隠れていた。f:id:macchi105:20210829090913j:plain

 

暗い木陰ではサトキマダラヒカゲf:id:macchi105:20210829090948j:plain

 

池のほとりではイトトンボf:id:macchi105:20210829091008j:plain

 

その近くにミスジチョウ。f:id:macchi105:20210829091031j:plain

 

フヨウの花に大型のハナバチが訪れていた。クマバチだろうか。

翅を突き出して体は花粉の中にどっぷり漬かっている。f:id:macchi105:20210829091105j:plain

花から花へと移動しているが、全身花粉まみれ。f:id:macchi105:20210829091128j:plain

 

腹部の背中側が緑色をしているクモを発見。

サツマノミダマシだろうか。

緑色をしている腹部はメスはもっと大きくて円形だが、オスは腹部が小さくて卵型をてしているというから、オスだろうか。f:id:macchi105:20210829091204j:plain

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サツマノミダマシの仲間でよく似たのに、ワキグロサツマノミダマシというのがいて、ひょっとしてこちらかもしれない。

ハナグモのオスにも似てるんだが。

ちなみにサツマノミダマシの名前の由来は、京都と福井あたりではハゼの実を「薩摩の実」と呼んでいて、それと似ていることからこの名がついた。

ハナグモは、花が好きなわけじゃなくて、花に寄ってくる虫が好きなクモで、花に潜んで獲物を待つところからこの名がついた。

だが、けさ見たのは枯れ葉に隠れていたから、やっぱりサツマノミダマシ系かも。