日曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりした雲。けさも蒸し暑い。
上池のカワセミはメスが1羽。
場所を移動したところ。
近くに別のカワセミ。オスのようだが。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)がヒラヒラ舞っている。
ようやくとまったと思ったら、高いところでよくわからない。
コナラの木にはアカボシゴマダラ。
その近くに、やけに透明な翅のアゲハチョウ。
全体的に白っぽく、まるで早朝のさわやかさのような透明な感じだ。
そばに別のアゲハもとまっていて、両方ともジッと動かないでいる。
少し離れたところでは別のアゲハも。
どうやら、このあたりで一斉に羽化した直後のアゲハのようだ。
アゲハに限らずモンシロチョウなどでも、羽化のタイミングは朝方という。太陽が出て明るくなってから30分から1時間ぐらいで羽化し、大空へ旅立っていくという。
やがて翅を開いて、体を乾かしているところだろうか。
ササの葉っぱのあたりにはウズグモが網を張っていて、渦の中心の裏側でクモが隠れていた。
暗い木陰ではサトキマダラヒカゲ。
池のほとりではイトトンボ。
その近くにミスジチョウ。
フヨウの花に大型のハナバチが訪れていた。クマバチだろうか。
翅を突き出して体は花粉の中にどっぷり漬かっている。
花から花へと移動しているが、全身花粉まみれ。
腹部の背中側が緑色をしているクモを発見。
サツマノミダマシだろうか。
緑色をしている腹部はメスはもっと大きくて円形だが、オスは腹部が小さくて卵型をてしているというから、オスだろうか。
サツマノミダマシの仲間でよく似たのに、ワキグロサツマノミダマシというのがいて、ひょっとしてこちらかもしれない。
ハナグモのオスにも似てるんだが。
ちなみにサツマノミダマシの名前の由来は、京都と福井あたりではハゼの実を「薩摩の実」と呼んでいて、それと似ていることからこの名がついた。
ハナグモは、花が好きなわけじゃなくて、花に寄ってくる虫が好きなクモで、花に潜んで獲物を待つところからこの名がついた。
だが、けさ見たのは枯れ葉に隠れていたから、やっぱりサツマノミダマシ系かも。