善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

小さくてカワイイ、グンバイムシ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。風がなく蒸し暑い。

 

善福寺公園サービスセンターのTwitterに、公園内のフキの葉の裏にいたグンバイムシの一種、エグリグンバイの動画が紹介されていた。

公園に着くなり、さっそくフキの葉っぱの裏をのぞくと・・・。f:id:macchi105:20210828092011j:plain

確かにいました。数㎜ほどの小さな虫だが、その形がおもしろい。

透明な翅には網目状の透かし彫りが施されていて、軍配の形に見えるのでこの名がついたか。

さらに頭のあたりにはドームみたいな丸い突起があり、頭かと思ったらその先の小さいのが頭なので、このドームは何の役割を果たしているのか。

背中のあたりにも小さな突起があり、まるでえぐれているようなのでエグリグンバイの名がついたのだろうか。

とにかく、小さいクセして見ていて飽きない虫。

エグリグンバイはカメムシの仲間で、ほかにもいろんな個性的なグンバイムシがいるらしい。

 

けさのカワセミは、まず遠くの方にメスが1羽でいた。f:id:macchi105:20210828092108j:plain

池をめぐっていると池の真ん中のポールの上に、若造らしいカワセミf:id:macchi105:20210828092130j:plain

エサを探しているのか、ジッと水面をにらんでいた。

 

コナラの木に、めずらしくカマキリがやってきていた。樹液を吸うためか、訪れた虫をつかまえるためか。f:id:macchi105:20210828092152j:plain

前翅に白い斑点があり、おなかがふくらんだ感じなのでハラビロカマキリか。

 

羽化して間もないアブラゼミ

自分が脱いだ殻のとなりでおとなしくしていて、Before→Afterの図。f:id:macchi105:20210828092219j:plain

朝日に照らされているのは、ひょっとしてヒグラシ?f:id:macchi105:20210828092315j:plain

 

葉っぱの上を移動中なのは、セアカツノカメムシだろうか。f:id:macchi105:20210828092339j:plain

少し色が薄いが、青みがかった緑色で、背中が赤っぽいカメムシ

前から見たところ。f:id:macchi105:20210828092357j:plain

 

公園からの帰り道、アベリアの花にハチに擬態したガ、オオスカシバがやってきていた。

花の蜜が大好きなオオスカシバ。花の向こうから顔をのぞかせたところ。f:id:macchi105:20210828092419j:plain

長い口吻をのばして、ホバリングしながら花の蜜を吸っている。f:id:macchi105:20210828092441j:plain

花から花へ。f:id:macchi105:20210828092505j:plain

やがて、たっぷり蜜を吸って満足したのか、長い口吻をまるでホースのようにクルリと巻いて、去っていった。f:id:macchi105:20210828092538j:plain