善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ゲンノショウコの可憐な花

土曜日朝の善福寺公園は快晴。蒸し暑さ続く。

 

上池をめぐっていると、クヌギの木が道をふさいで根元から倒れていた。

すれ違った人によると、もっと早い時間に通ったときには倒れてなかったというから、突如として寿命がつきたのだろうか。

 

上池を半周、下池を1周するが、けさはカワセミの姿はない。

善福寺池カワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、早朝かなり早い時間にあらわれたが、すぐに川の方に飛び去ったという。

カワセミはよほど早起き。

 

ゲンノショウコが咲いていた。

薬草として知られ、陰干しにした葉や茎を煎じて飲むと下痢止めの効果があり、 飲むとすぐに効くというので名づけられたのが「現の証拠」。

薬効成分は葉に最も多く含まれるのだとか。

夏から秋にかけて可憐な花を咲かせるが、白花と赤花があり、白いのは東日本、赤いのは西日本で多く見られるという。

けさ見たのも白い花だった。

 

葉っぱに紛れるようにしてカマキリが獲物を待ち構えていた。

 

葉っぱの裏から白い糸が伸びてその先に卵?

先日見たクサカゲロウの卵にそっくりだが、あのときはもっと数が多かった。

数が少ないケースもあるのだろうか。

それともほかはもう孵化を終えたのか、天敵に食べられちゃったのか。

 

逆さにぶら下がったバッタ。

ナマケモノの気分?

 

再び上池に戻ると、毛繕い中のアオサギ

 

久しぶりにハエトリグモとご対面。

マミジロハエトリのメスかな?

オスには人の眉毛に当たる位置に白い線があるが、メスはそれがない。

そばにアリみたいなのがやってきたが、アリさん連れてお散歩中?

前中眼と呼ばれるクリクリの2つの目が特徴。その横にある小さいのは前側眼。

 

ハエトリグモの近くにいたのはゾウムシかな。

小さなハエトリグモよりさらに小さい虫。

公園からの帰り道、頭の上からギャーギャーという声が聞こえてきて、見上げるとオナガがいた。

 

先日、オオスカシバが花の蜜を吸いにやってきていたが、その近くに幼虫の食草であるクチナシの木がある。

ひょとっとして花蜜を吸うとともに産卵もしていたかも?と探すと、いつの間にか卵を産んでいたようだ。

オオスカシバの幼虫。首?にリングがあるが、かなり大きい。

葉っぱをムシャムシャ食べていて、食欲旺盛なこと。

 

近くの葉っぱにはカメムシの卵。

幼虫に卵ごと食べられたらかわいそうだが・・・。