善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今年はやっとオオスカシバ初見

終戦記念日の8月15日、火曜日朝の善福寺公園は曇り。台風の影響で雨の予報。傘を持って出かける。

 

公園に着くと、白いサルスベリが咲いていた。

百日紅というくらいだから紅色やピンクの花かと思ったら、サルスベリには白い花もある。

 

サルスベリの木の下にはモンシロチョウ。

 

上池をめぐると、真っ白いコサギ

けさは白づくし。

 

タツムリが幹を登っていた。

雨の時期なのでちょっとうれしそう。

 

シジミチョウがとまっていた。

 

小さな小さなテントウムシ

真っ黒くて星がない。

となりにいたのは星2つのテントウムシ

 

池のほとりでオスのシオカラトンボが翅を休めていた。

お尻の先から2本の突起が伸びている。交尾のとき、あれでメスの首根っこを挟んで逃げられなくするのだろう。

 

 

善福寺公園からの帰り道、区立公園の花壇にオオスカシバがやってきていた。

ハチに擬態したスズメガの仲間。

翅が透明で大きめなので「大透翅(オオスカシバ)」。

花から花へと、ホバリングしながらストローのように口吻を伸ばして花の蜜を吸っていた。

例年だともっと早くから目にするのに今年はけさが初見。

やはりハチに擬態していて同じようにホバリングしながら花の蜜を吸う同じスズメガの仲間のホシホウジャク(星蜂雀)はすでに何度か見ているが、オオスカシバは今年はずいぶん遅い登場だ。

オオスカシバの幼虫はクチナシを食草としているので、やがてクチナシの葉っぱを食べる幼虫が見られるだろうか。