土曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりとした空。風はなく、湿度も高そうだ。
けさのカワセミ、上池のほとり近くにいたのはブンジ(B2)くんのようだ。
近くからこっちが見てたって平気の平左で、しきりに羽繕いしていた。
下池ではメスのカワセミ。
三郎くんの想い人のサクラちゃんだろうか。
エサをねらっていたが、やがて飛び去った。
暗い木の上でしきりに何かをついばんでいるツミ。
よく見ると捕らえた鳥かなんかを食べているところだった。
弱肉強食の世界。
黄色いハート形模様のカメムシ発見。
以前にも見たことがあるエサキモンキツノカメムシだ。
紋が黄色いツノカメムシなので「モンキツノカメムシ(紋黄角亀虫)」。
では「エサキ」は?
「枝先(エサキ)」かと思ったら昆虫学者で九州大学教授だった江崎悌三博士に由来しているという。
それで「江崎紋黄角亀虫」。
ちなみに江崎博士は杉田玄白の子孫だとか。
池のほとりにはイトトンボ。
ハエトリグモが葉っぱの上を移動中。
黒い顔に白い眉。マミジロハエトリのオスのようだ。
キュートなオメメ。
アジサイの花の上でトゲトゲの細い脚を広げているのはササグモか。
獲物が花を訪れるのを待ち構えてるのかな。
サナギになる準備中と思われたジャコウアゲハの幼虫が、けさは見あたらない。
食べられちゃったか、逃げちゃったか、何者かに持ち去られたか?
そのかわり、ウマノスズクサの葉っぱにはほかにも幼虫がいた。