金曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりしていて、気温は高め。
久しぶりにラミーカミキリ。
上から見るとかわいいんだが・・・。
前から見るとカミキリムシらしくコワイ顔。
葉っぱの上にいたクモ。
頭の先から出ている触肢を盛んに動かしていた。
けさのカワセミは、メスのH子のようだ。
先日ガクアジサイの花を観察したが、セイヨウアジサイの花はどこにあるのだろうと探す。
セイヨウアジサイは、日本原産のガクアジサイをヨーロッパで品種改良し、日本に逆輸入したもの。
全面を覆っている花びらのように見えるのは、本物の花ではなく装飾花と呼ばれる萼(がく)の変形したもの。虫を呼び寄せるための看板の役目をしているので装飾花。
ガクアジサイはまるで額縁のように本物の花(雄しべ・雌しべのある両性花)のまわりに萼が変形した飾り花をつけているが、鑑賞のために、すべて装飾花だけにしてしまったのがセイヨウアジサイ。
では本当の花はまったくなくなったかというとそうではなく、装飾花の奥にちゃんと隠れている。
装飾花をかき分けると両性花が出てきて、雄しべと雌しべを伸ばしている。
やがて実を結ぶこの両性花が開いたときが、アジサイの開花だとか。
池のほとりのハナショウブが次々といろんな種類を咲かせている。
ムシヒキアブ。複眼は緑色だ。
ヒメジャノメはいつも翅を閉じてとまる。
たまたま翅を開いたところ。
なかなかカッコイイ。
カッコイイといえば、ジェット戦闘機みたいなガを発見。
スズメガの仲間だろうか。おなかがぷっくらしている。
きのう見つけた、今にもさなぎになろうとしているジャコウアゲハの幼虫。
けさ見たら、のけぞるようにしていて柱に垂直になっていた。
散歩を続けていると、ウマノスズクサが生えている別の場所にもジャコウアゲハの幼虫がいた。
ウマノスズクサはジャコウアゲハの幼虫の食草で、たとえ餓死したとしてもほかの植物は食べず、ウマノスズクサしか食べない。
善福寺公園にはあちこちでウマノスズクサが生えているから、ひょっとして善福寺公園はジャコウアゲハの楽園?
ヒメバチの一種だろうか。
脚の先端あたりが白くて目立つ。