木曜日朝の善福寺公園は曇り。雲が低く垂れ込めてて薄暗い。ミスト状の雨も少し。
シャリンバイの実が熟していた。
食用としても可らしいが。
けさも上池と下池に合計4羽のカワセミ。
上池のカワセミ。
下池に回ると、近くに娘っ子のカワセミ。
毎日善福寺池のカワセミを観察しているカワセミウオッチャーによると、はじめオスかと思ったらメスで、サクラと名前をつけたとか。
池をめぐっているとやはりメスのカワセミ。こちらは大人で、母親だろうか。
さらに池をめぐっていると、さきほどのサクラちゃん。
場所を変えながらエサ探し中だった。
葉っぱの裏で大型のクモが脚を広げていた。
ジッと静止していて、接近してきた昆虫などを捕食するのだろう。
1週間ほど前からアシタバにキアゲハの幼虫が何匹も群がっていたが、だいぶ大きくなった。
孵化の時期の違いか、それとも個体差なのか、大きさはまちまちだが、大きいのは2、3日で倍ぐらいになっている。ものすごい勢いで細胞増殖が進んでいるのだろう。
いかにもモリモリ食べてる、という感じ。
クチナシの木にはオオスカシバの幼虫。
オオスカシバの幼虫には緑色のタイプと茶褐色のタイプがあるが、これは緑色のタイプ。
キアゲハの幼虫の食草はセリ科の植物(アシタバはセリ科)だが、オオスカシバの幼虫はクチナシの葉っぱが食草。親はちゃんとクチナシに産卵し、孵化した幼虫は葉っぱをモリモリ食べていて、だいぶ葉っぱが少なくなっている。
ここにもお尻からアンテナみたいなのが突き出ている幼虫。やはりスズメガの幼虫だろうか。
秋はチョウやガの幼虫の季節でもある。
今ごろ生まれた幼虫は、蛹になって冬を越し、ジッと寒さに耐えて春には成虫になって飛び回るのだろう。