善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「地上最大のショウ」

スペイン・カタルーニャの赤ワイン「サン・ヴァレンティン(SAN VALENTIN2018f:id:macchi105:20191229154326j:plain

写真はメーンの焼き肉が出る前。

 

140年以上という長い歴史を持つスペイン屈指の名門トーレス

3代目オーナーが彼の妻へのバレンタインのプレゼントとして造った赤ワイン。

スペインを代表するブドウ品種ガルナッチャ・ティントを使用。

 

かわいい天使のマスコット付き。f:id:macchi105:20191229154354j:plain

ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「地上最大のショウ」。

 

1952年の作品。

製作・監督セシル・B・デミル、出演チャールトン・ヘストンベティ・ハットンコーネル・ワイルドジェームズ・スチュワートほか。

 

全米を巡業するサーカス一座に、空中芸の大スター、セバスチャン(コーネル・ワイルド)が加わった。座長ブラッド(チャールトン・ヘストン)の恋人で空中芸の花形ホリー(ベティ・ハットン)は、彼の出現を快く思わず対抗意識を燃やすが…。

 

さほど期待せずに見始めたが、これがなかなかおもしろかった。

当時の世界最大のサーカス団の実際のショウをスクリーンに再現しているから、その迫力たるやすごい。話の顛末より、これだけ豪華絢爛なショウを見られただけでも満足だった。

ほかに娯楽がない中、当時の人たちがいかにサーカスに癒されていたかがよく分かる。

 

役者もがんばっていた。

空中ブランコはどうせ吹き替えだろうと思ったら、実際にベティ・ハットンコーネル・ワイルドが熱演していて、あれあれっ、ホントに宙を舞ってる!と目を見張る。昔の役者は体を張って勝負してたんだなー。

主役のチャールトン・ヘストンはこのとき29歳の若さ。1950年に最初の映画に出て、2本目が本作。早くも主役の座を射止めている。

チャールトン・ヘストンを盛り立てようとしたのか、ジェームズ・スチュワートは道化師の役で、素顔を見せたのは写真だけの1ショットのみ。最初から最後まで白塗りのピエロのメークのままだったが、最後にいいところを見せていた。