善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コーカサス3国旅行記⑩

コーカサス3カ国の旅6日目の15日(水)の夕食は、エレバンの中心部に位置する共和国広場に面したレストランで。
広場を取り囲むようにしてホテルや博物館、郵便局といった建物が並んでいるが、どれもバラ色の凝灰岩でつくられていて、とてもカラフルだ。
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食事は「アララト」という名のレストランで。アルメニアの民族楽団が楽器と歌の演奏をしてくれた。
2人の男性の独唱は、甘く切なく響く。
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変わった笛を吹く人がいた。ただの丸いシンプルな笛のようなのにとても深い音が出て、かすれた感じがまたよくて、心を揺さぶられる。
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食事が終わってガイドさんに聞くと、アルメニアの民族楽器で「ドゥドゥク」というのだそうだ。
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1500~3000年前から存在するといわれるアルメニア起源の楽器で、トルコ、ジョージアウクライナブルガリア、ロシアなどにも分布しているという。
穴が8つあり、素材はアンズの木。リード部分は竹でできている。
演奏していた人はこの道40年という大ベテランだった。

食事が終わって外に出ると、9時近くになってようやく日が暮れてきた。
ライトアップされた共和国広場の建築群の前で、市民たちが夕涼みをしている。いつもは噴水が吹き出しているらしいが本日はお休み。それでも美しい光景だ。
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そういえば、アルメニア女性は美人が多いといわれるが本当か?
コーカサスは東西南北のさまざまな民族との交流を重ねてきて、それは顔だちにも影響を与えている。
あくまで個人的な感想でしかないが、アゼルバイジャンの女性はどちらかというとアラブ系で、ジョージアの女性は眉のしっかりしたスターリンみたいな感じの人が多い(スターリンジョージア出身で、今も人気があるのか肖像画入りの記念品があちこちで売られていた)気がした。ではアルメニアはどうか?
共和国広場でカメラを向けてみたら、たしかに美人ばかりだった。
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いい音楽を聴き、おいしい料理を食べ、美人もたくさん見て、夢見心地で就寝。