火曜日朝の善福寺公園は快晴。けさも寒さひとしお。都心の早朝の気温が1℃台だったから、このあたりはマイナスの気温だろう。
公園の行く途中、朝日を浴びてアオジ。
これからどこへ行こうか、風まかせ?
上池と下池をつなぐ小川(遅野井川)ではジョビ男くんが待っていてくれた。
いつものお気に入りの枝にとまっている。
下池を1周して再び小川に。
今度はウグイスが移動中。
いつも藪の中を忙しく飛んでいくが、一瞬、枝にとまってくれた。
おいしいものはどこかいな、と探しているのかな?
再び上池に戻ると、藪の中からウグイスのチャッチャッという地鳴きが聞こえる。
けさはやけに公園のあちこちでウグイスの声を聞く。
目を凝らして探すと、ウグイスの代わりにウグイスカグラが咲いていた。
開花期は早春の3月から5月ごろにかけてなのだが、冬の今ごろに芽吹き始め、気の早いのがもう咲き始めるのだろう。
スイカズラ科の落葉低木で、和名のウグイスカグラ(鶯神楽)の由来には諸説あり、ひとつは、小枝が細かく、ウグイスが隠れるのにちょうどよいというので、ウグイスガクレがウグイスカグラに転訛したとの説。
別の説では、春告げ鳥であるウグイスがこの木に飛んできて、枝から枝へと飛び移る姿がまるで神楽を踊っているようだ、ともいう。
たしかに、ここと思えばまたあちらと、素早い動きのウグイスを見ると、まさしく神楽を踊っているようでもある。
ただし、ウグイスカグラにウグイスがやってきているところを見たことはないが。