善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

秋にサクラが咲いた

火曜日朝の善福寺公園は晴れ。お彼岸を境に夏は去り、完全に秋の気配。

 

公園の片隅で、ジャコウアゲハの幼虫がぶら下がっていた。

糸を出して落ちないようにしている。

やがてさなぎになって、そのまま冬を越すのだろうか。

 

ヌスビトハギが、メガネみたいな形をした実を連ねている。

なぜこの名がついたか?

 植物学者の牧野富太郎によると、果実の形が盗人の足跡に似ているためこの名がついたとしている。別の説では、細かい毛が密生していてひっつき虫とも呼ばれるほど服などにくっつきやすいので、盗人が気づかぬうちに実が人に取りつくのでその名がついた、との説もあるらしい。

 

けさも上池にはオスのカワセミのマルちゃんがただ1羽。

善福寺池カワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、マルちゃんの子どもで今年生まれた2番子のメス(シーナちゃんというらしい)が盛んにやってくるが、その度にマルちゃんが撃退しているらしい。

 

上池に続いて下池を1周。

シジュウカラの声がするので見上げると、採餌しながら集団で移動中のようだった。

大きな声で「さあ、行きますよ」とでもいってるのかな?

 

キアゲハの幼虫の顔をよーく見る。

お目メとお口はどこにあるの?

 

三角形の形が見事なガ。

逆さになっているところを見ると人の顔のようにも見えて、上は髪の毛で、その下に目があり、口は笑っているようにも見える。

 翅の中央部が黒く、朽葉に擬態しているナカグロクチバだ。

髪の毛みたいに見えたのは朽ちた葉っぱに似せているためで、芸が細かい。

もともとは南方種で、八重山諸島とか九州で多く生息しているが、温暖化により急速に北上を続けているといわれる。

 

おやおや?季節外れのサクラが咲いている。

今年はサクラの葉っぱを食べる虫が大発生したのか、どのサクラの木も葉っぱがなくなっちゃっている。

それでサクラの木は、葉っぱがないのは花の咲く春と勘違いして、秋なのに早くも咲き始めてしまったのか?

 

きのうゴマダラチョウの幼虫を見つけたところで、何とさなぎがぶら下がっていた。

まだちっちゃい幼虫に見えたが、きのうのうちにさなぎになっちゃったのかな?

 

ふたたび上池に戻ると、葉っぱの陰で隠れるようにしてるカワセミ

どうやら、マルちゃんの縄張りに侵入して、その度に撃退されているシーナちゃんのようだ。

マルちゃんの子どもとはいえ、生きていくには自分の縄張りを持たなくちゃいけない。

生き延びるために何とかがんばろうとしているに違いない。