善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

蜜が大好きジャコウアゲハ

金曜日朝の善福寺公園は曇り。前夜の雨がまだ残っている。傘を持って出かけるが、途中から小雨が降り出した。

 

善福寺池・上池のカワセミは、3羽で均衡が保たれているところに、新たに4羽めの若いのがやってきて、縄張りをめぐって一触即発の状態のようだ。

まずはシーナちゃんらしき若いメス。

 

池の中央にいるのは、シーナちゃんのお父さんで、マルちゃんかな?

 

きのう1羽だけだったヒドリガモが6羽に増えていた。

遠くにカイツブリ

こうしてみるとオスばかりのようだが・・・。

 

池の淵にいたのは、シーナちゃんのお母さん、ヤエちゃんか?

とすると4羽目は?うわさでは、新たにやってきたのは若いオスだというが・・・。

 

続いて下池を1周。

遠くにカワセミがとまっていたが、近づくと逃げていった。

代わりに迎えてくれたのはアオサギ

 

アシタバの花にジャコウアゲハがやってきて、一心不乱に蜜を吸っていた。

おなかが赤いのがジャコウアゲハの特徴。

いかにも毒々しい感じだが、体内に毒を持っていて天敵を寄せつけない。それで飛ぶときは優雅に飛ぶのだとか。

成虫は花の蜜を吸うが、幼虫が食べるのはウマノスズクサの葉っぱ。ウマノスズクサは毒の成分を含んでいて、幼虫時代にその葉っぱを食べることで体内に毒を蓄積し、成虫になっても毒は残る。「私の体には毒がありますよー」と宣言するためにあえておなかを毒々しい色にしているのだろうか。

後ろ姿が美しい。翅の先の尾状突起はアゲハの中でも長いのが自慢。

 

上池に戻ると、オスのカワセミ

先ほどのマルちゃんか、それとも新参者の若いオス?

 

ウマノスズクサの葉っぱを食べ尽くして、ジャコウアゲハの幼虫が蛹になろうとしているところか?

頭からプクーッと威嚇のための黄色い臭角を出している。

あしたは蛹になったところが見られるかな?