善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

西は彗星 東は十三夜

火曜日朝の善福寺公園は快晴。さわやかな秋の空。

きょう10月15日の夜は旧暦の9月13日夜にあたり、十三夜。

十五夜は中国由来だが、十三夜は日本で生まれた風習とかで、中秋の名月十五夜)とあわせて「二夜の月(ふたよのつき)」というので両方を愛でるのがよしとされていたのだとか。

十三夜の月は満月ではなく、少し欠けている。日本人はそちらのほうにいとおしさを感じるのだろうか。

今の時期、彗星(次に見られるのは8万年後といわれる「紫金山・アトラス彗星」)も日没直後の西に空に見えるらしく、今夜は東と西の両方を愛でるのもいいかも。

 

公園の花壇でシュウメイギク秋明菊)が咲いていた。

池のほとりで自生しているシュウメイギクは11月にならないと咲かないが、栽培種なので咲くのが早いのかな。

 

上池でまず見つけたのがマルちゃんらしいオスのカワセミ

 

池をぐるっと1周するとメスのカワセミ

今年生まれたシーナちゃんらしい。

シーナちゃんの親のヤエちゃんもどこかにいるらしく、マルちゃん、ヤエちゃん、シーナちゃんの3羽は今のところ上池で平穏に暮しているようだ。

 

美しい形をしたガを発見。

ツマジロエダシャクだ。

エダシャクの1種で、前翅と後翅を離してとまるのが特徴のガ。

前翅の端、つまり褄(つま)が白いのでツマジロ。

横から見ると大きい目をしていた。

 

けさも仲よし、ジャコウアゲハの幼虫。

好物のウマノスズクサをムシャムシャ。

 

クコの実が赤くなった。

世界三大美女のひとり楊貴妃が毎日食べていたといわれ、「不老長寿」の薬効があるとかないとか。