金曜日の5日は啓蟄。けさは善福寺公園を半周したあと、遠出の散歩を楽しもうとJR中央線豊田駅下車で日野市にある「黒川清流公園」へ。
まずは善福寺公園を半周。
きのうに続きモズの姿。やはりメスのようだ。
場所を移動しながら獲物を探していた。
飛び立つ直前。
すばやく飛び去った。
カワセミは上池に1羽だけ。
鼻先が赤いバン。大口を開けている。
下池のカワセミの巣穴はだいぶ掘り進んだみたいだったが、通ったときにはカワセミはいなかった。
続いて日野市にある黒川清流公園へ。
途中の民家の紅梅にメジロがいた。
黒川清流公園はJR豊田駅の北東方面に約1・7㎞にわたって細長く続く段丘崖「東豊田緑地保全地域(東京都)」内にあり、崖下からしみ出る湧き水を利用した公園として整備され、1985年に親水公園として誕生した。
コナラ・クヌギなどの落葉広葉樹を中心とした雑木林と豊富な湧き水は、さまざまな生き物を育み、多くの野鳥がここに集まってくる。
ただし、毎日散歩する善福寺公園と比べるとあまりにも広すぎて、木も高いので、野鳥は遠くにとまっていて小さくしか見えない。それが難点。やっぱり朝の散歩をしながら野鳥や虫たちとの出会いを楽しむなら、善福寺公園ぐらいの“小いささ”で十分なのかもしれないな、とも思った。
それでもいました。
コゲラがまん丸のコブみたいなのをつついていた。
エナガも飛んでいた。
モズが比較的近くにとまってくれた。
目のあたりが黒いからオスだろうか?
川が流れているからハクセキレイがやってきていた。
何か口にくわえている。
川べりにはキセキレイもいた。
頑丈なクチバシのシメ。
変わったキノコかな?まるで板みたい。
クロッカスが咲いていた。
ヤドリギは名前の通り「木に宿る木」。
根っこはあるものの地面から伸びることはできず、ほかの木の枝や幹に根を差し込んで成長していく。つまり、ほかの木から水や栄養を横取りする寄生植物がヤドリギだ。
このヤドリギの実を好物にしているのがヒレンジャクとキレンジャクという鳥で、冬鳥として日本にやってきて、黒川清流公園でもよく見かけるという。
今日は見なかったから、もう北へ帰って行ってしまったのだろうか。
公園を散策したあとは日野駅方面に向かう。
途中、百段階段という急な階段を下っていく。
このあたりは丘陵地帯なので登り下りが多い。
途中で見つけた「そば処 日野宿 ちばい」でソバをすする。
ソバの前に、歩き疲れてのどがカラカラだったので瓶ビールと日本酒をお銚子で1本。
つまみはお新香とかき揚げ。
お酒のあとにソバ。おいしかった。
民家をそのまま店にしたような感じのところで、庭のウメを見ながらノンビリしながら飲み、食べられるのがいい。
店の名前の「ちばい」というのは新撰組の近藤勇が愛したという「血梅」にちなんでいるのだそうで、そういえば日野市は、近藤を始め土方歳三、沖田総司らがこの地に集って武術の稽古に励んだことから「新撰組のふるさと」と呼ばれているという。
そば屋から日野駅までは歩いて10分たらず。
本日の徒歩数は1万8062歩なり。