木曜日朝の善福寺公園は曇り。寒さはきのうと同じくらい。ときおり冷たい風が吹く。
きのうは二十四節気の雨水。
きのうまだつぼみだったボケの花が、けさは3輪ほど咲き始めていた。
ボケは中国原産の植物。
何でボケなのかというと、実が瓜のような形であるところから、木になる瓜で「木瓜」を「もけ」「もっけ」と読んでいたが、次第に「もけ」「もっけ」→「ぼけ」になったといわれている。
ちなみに惚けるほうのボケは、「ぼけ」とも「ほけ」ともいって、「源氏物語」に「いとど、ほけられて、昼は一日、寝をのみ寝暮らし」とのくだりがある。
当時はボケた人を「ほけびと」と呼んでいたとか。
なかなかいい呼び名だ。
コゲラが忙しく枝をつついていた。
上池のカワセミ。
しきりに鳴いていたが、メスを呼んでいたのか?