善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

小平 手打ちそば 吟

日曜日の20日小平市にある武蔵野美術大学平成24年度卒業・終了展を観に行く。

最寄り駅は西武・鷹の台駅
そこから歩いて20分ほど。大学のオススメ順路に従っていくと、玉川上水に沿った道は月曜日の雪の影響でドロンコ状態。昔はこんな道が当たり前だったが、数十年ぶりにドロンコ道を歩く。

さすが、都心の大学と違って広々としたキャンパス。
作品を見て回るが、あまりに広大だし数も多くて途中であきらめる。
こちらは、和紙に墨で文字をビッシリと書き綴った作品。
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メシアンの曲を建築にした試みがあった。
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広場には、大木をくり抜いた作品がデンと置かれていた。
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ついでに藤本壮介氏設計の図書館を見る。
藤本氏は「すべての<外>を内化し、すべての<内>を外化する渦巻き」を表現したかったのだそうで、よくみると外観は本棚がびっしり並べられている。
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中も見せてもらったが、とても落ち着いた雰囲気。本の設置場所を知らせる数字のデザインもおもしろい。それと、さすがに美術系の専門書は充実している感じ。

午前中歩き回って疲れてしまい、昼は小平駅そばのそば屋へ。
駅から歩いて5分ほどのところにある「手打ちそば 吟」。
テーブルが4つ、10~12人も座ればいっぱいのこじんまりとした店。
1時すぎに行ったが満席。10分ほど待つ。
席について、燗酒と、つまみにとりあえずの3品、牡蠣たま豆腐を注文するがなかなか出てこない。
30分ほどしてようやく酒が出て、「とりあえず」のつまみはさらにその5分遅れ。
その後は注文したのが順調に出てきたが、酒が出るのに30分かかるというのは一体・・・?
しかし、燗ならこれがオススメですと愛想のない店の女性が出してくれたのが「祝凱陣 山廃雄町」という香川の酒だったが、これがけっこうイケル。
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こちらは30分かかって出てきた「とりあえずの3品」
イカにタケノコに、赤いのはミニトマトとセロリの酢漬け。
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牡蠣たま豆腐が出てきて驚いた。すごいボリューム。
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大振りの牡蠣が4つか5つ入っている。1人で食べたらこれだけでおなかいっぱいになりそう。

シメはもりそばと、みぞれそば。
薬味は辛味大根。
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そばの味は、どことなく高橋邦弘さんのそばに似ている。おいしい。

そば湯がものすごく濃い。いかにもソ・バ・ユ!という感じ。
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お昼の部はわれわれが最後の客のようで、店を出るときご主人に声をかけようと思ったが、早々と奥に引っ込んじゃっていて、お顔を見られなかったのが少し残念。亭主も愛想がなさそう。

小平駅までの帰り道、芸術的な縦列駐車を見た。
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手打そば 吟

東京都小平市美園町2-9-7  
042-344-7732
11:00-15:00 / 18:00-21:00
月曜休