善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

雪の日のヴァイオリンコンサート

月曜日の14日は成人の日。朝から雨で、やが雪に変わり、近来まれにみる大雪となる。

きょうは銀座のシャネル・ネクサスホールで新進バイオリニストのコンサートを聴きに行く。
昼前にわが家を出るころはすでに積もり出している。
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銀座も大雪だが、さすが雪かきが行き届いている。
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シャネル銀座の4階にあるこじんまりとしたホールは銀座通りに面していて、窓.から雪が降っているのが見える。向かいは松屋
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雪の日にヴァイオリンを聴くというのも、なぜかうれしい。雪が降るとうれしい小児的発想かもしゃないが。

本日はマチネ公演で福田悠一郎のヴァイオリン。

シャネルには若手のアーティストをバックアップする「シャネル・ピグマリオン・デイズ(CHANEL Pygmalion Days)」というプログラムがあり、今年はヴァイオリニスト3人、ピアニスト1人、テノール歌手1人の若手音楽家を支援する計画とか。
一番の支援は演奏機会を提供すること。というわけで定期的に彼らのコンサートがこのホールで開かれ、申し込めば無料で聴くことができる。

本日演奏する福田悠一郎は1990年生まれの桐朋学園大学4年生。すでに数々の賞を受賞する才能あるヴァイオリニストだ。

演目は次の通り(ピアノはやはり若手の三原未沙子)。

ストラヴィンスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26

2曲続けてのヴァイオリン・コンチェルトはけっこう疲れるらしいが、若者らしく、たった5分の休息を挟んだだけでエネルギッシュな演奏ぶり。
小ホールならではのヴァイオリンの響きが心地よい。

アンコール曲はパラディスの「シチリアーノ」
癒された気分で会場をあとにする。
将来が楽しみで、今後の活躍に期待したい。

外は依然として雪が降り続いている。
夕方5時前に帰着すると、わが家の前はかなり積もっていた。
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