和光の前に人だかりがしていて、見ると変わったウィンドウディスプレイ。
丸いのは時計で、その上にガラスのフクロウが乗っている。バックは森の風景か。


ブルガリのビルには巨大なイルミネーションが。白蛇なんだとか。

ブルガリの向かいにあるのがシャネル。
シャネル・ネクサスホールの音楽プロジェクト「シャネル・ピグマリオン・ディズ」は、毎年5人ほどの若手アーティストを選んで、年間を通してソロコンサートを行う機会を提供している。今年も5人の演奏家が選ばれたが、きのうはグランドフィナーレとあって全員がそろって登場し、演奏を聴かせてくれた。
何でもネクサスホールがオープンして今年で10年になるのだとか。
丸いのは時計で、その上にガラスのフクロウが乗っている。バックは森の風景か。


ブルガリのビルには巨大なイルミネーションが。白蛇なんだとか。

ブルガリの向かいにあるのがシャネル。
シャネル・ネクサスホールの音楽プロジェクト「シャネル・ピグマリオン・ディズ」は、毎年5人ほどの若手アーティストを選んで、年間を通してソロコンサートを行う機会を提供している。今年も5人の演奏家が選ばれたが、きのうはグランドフィナーレとあって全員がそろって登場し、演奏を聴かせてくれた。
何でもネクサスホールがオープンして今年で10年になるのだとか。
この日はシャネルのリシャール・コラス社長もあいさつに立ち、流暢な日本語で「アベノミクスはいつまで続くかわからないが、このシャネル・ピグマリオン・デイズはいつまでも続けていきたい」と、ウィットに富んだあいさつをしていた(氏はフランス人で、小説家でもあるらしい)。
演奏会の最後にはきょう演奏したアーティスト5人、そして来年のシャネル・ピグマリオン・デイズの演奏者に選ばれた5人のうち4人(1人は福井でコンサートがあるとかで欠席)が壇上に並び、華やかな雰囲気となった。
演奏会の最後にはきょう演奏したアーティスト5人、そして来年のシャネル・ピグマリオン・デイズの演奏者に選ばれた5人のうち4人(1人は福井でコンサートがあるとかで欠席)が壇上に並び、華やかな雰囲気となった。
この日は5人の演奏家が演奏の前、あるいは演奏の合間に一言あいさつしていたが、それぞれ個性的でおもしろかった。
ピアノの池永夏美さんは、毎回、美術館にいるようなプログラムを組み立てたそうで、きのうの曲もどこか絵画的だった。
ヴァイオリンの会田莉凡さんも1年間、チャレンジングな演奏に取り組み、イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ全曲演奏を成し遂げたという。ベランメエ調のあいさつに好感。この日のベートーヴェンの「クロイツェル」もすばらしかった。
ピアノの内匠慧さんは、だれも弾かないような曲を選んで演奏したとかで、この日の演奏曲のうちセルゲイ・リアプノフの「クリスマスの夜」は、楽譜を借りようと大学の図書館に行ったら、その前に借りられたのは19世紀だったとか。彼は英国王立音楽院に在籍しているというから、19世紀というのも納得がいく。
チェロの伊藤悠貴さんの演奏は、今年の2月、大雪の日のコンサートでも聴いている。
イギリス作品をはじめロマン派以降の作品からロシア、近現代、そして自身への献呈作品の発表や編曲にも挑んだというが、この日の演奏もとてもよかった。
イギリス作品をはじめロマン派以降の作品からロシア、近現代、そして自身への献呈作品の発表や編曲にも挑んだというが、この日の演奏もとてもよかった。
演目は次の通り。
伊藤悠貴(チェロ) 神野千恵(ピアノ)
フランク・ブリッジ「チェロとピアノのためのスケルツォ」
セルゲイ・ラフマニノフ「14の歌 作品34-14 ヴォカリーズ ホ短調」
ダーヴィト・ポッパー「ハンガリー狂詩曲 作品68」
フランク・ブリッジ「チェロとピアノのためのスケルツォ」
セルゲイ・ラフマニノフ「14の歌 作品34-14 ヴォカリーズ ホ短調」
ダーヴィト・ポッパー「ハンガリー狂詩曲 作品68」
加耒徹(バリトン) 松岡あさひ(ピアノ)
ロジャー・クィルター「3つの歌 作品3 第1番 愛の哲学」
ガブリエル・フォーレ「夢のあとに」
エルネスト・デ・クルティス「勿忘草」
ウンベルト・ジョルダーノ 歌劇「アンドレア・シェニエ」より「祖国の敵!?」
ロジャー・クィルター「3つの歌 作品3 第1番 愛の哲学」
ガブリエル・フォーレ「夢のあとに」
エルネスト・デ・クルティス「勿忘草」
ウンベルト・ジョルダーノ 歌劇「アンドレア・シェニエ」より「祖国の敵!?」