善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ヴァイオリンとアナゴ尽くし

きのうの土曜日の夕方は銀座へ。
シャネル・ネクサスホールで開催された「シャネル・ピグマリオン・デイズ2016」のソワレの部を聴く。
ヴァイオリンの城戸かれんさんの独奏会。
シャネル・ピグマリオン・デイズとは若手のアーティストに演奏する機会を提供するプログラムで、2016年は3人のヴァイオリニストと2人のチェリストを支援しており、城戸さんはその1人。

台風が接近しているからか、銀座はせっかくの歩行者天国なのにものすごい雨。
それでも160人ぐらい入る会場は満席だった。

曲目はイザイの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第6番 ホ長調 作品27-6」、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004」
バッハの曲はときどき聴く曲だが、とても新鮮にきこえた。ハツラツとした、若々しい演奏だったからだろうか。
何しろ城戸さんはまだ芸大の4年生。今後が楽しみなヴァイオリニストだ。

アンコール曲はクライスラーの「レチタティーヴォスケルツォ」。これも技巧的な曲だった。

演奏会は1時間弱で終わり、ついでに夕食をと、雨の中、近くの知ってる店を何軒か回るが、いずれも予約でいっぱい。土曜日なのに、いや土曜日だからか。
何軒目かで、空いていたのがアナゴ専門店の「ひらい」。
夏といえばアナゴだから季節的にはピッタリ。
前に1度、お昼に来たことがあるが夜は初めて。
まずはビールのあと、酒は日本酒。

つまみに酒肴3種盛り。酒盗に骨あげ、佃煮。いずれもアナゴ。
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今が旬、しかも江戸前、というのでアナゴの刺身。
くさみもなくコリッとしておいしい。
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ワサビはサメ皮おろし器で自分でおろす。
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アナゴ白焼き。わが家でも生を買ってきてときどき焼いて食べるが、食べ比べてみる。
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季節の野菜と結び揚げ。これもアナゴが下に隠れている。
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シメは「ならび」。蒲焼と煮アナゴが並んでご飯の上に載っているので「ならび」。
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キモ吸いももちろんアナゴのキモ入り。
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アナゴのオンパレードでもけっこう酒が飲めるものだと感じ入った夜だった。