シャネル・ピグマリオン・デイズ

5月2日の土曜日は午後、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで「シャネル・ピグマリオン・デイズ（CHANEL Pygmalion Days）」のソワレ。
シャネル・ネクサス・ホールを会場に若手のアーティストに演奏する機会を提供するプログラム。
本日の演奏はピアノの酒井有彩さん。

曲目は、ハイドンのピアノソナタヘ長調「アンダンテと変奏曲」作品83、シューマンの歌曲集「ミルテの花」作品25より第1曲「献呈」（リスト編曲）、休息のあと、シューマンのフモレスケ作品20。

「ミルテの花・献呈」は愛する妻、まだ結婚前だったから恋人のクララに捧げる曲。もともと歌曲で、「きみこそはわが魂よ、わが心よ、きみこそはわが楽しみ、わが苦しみよ、きみこそはわが生を営む世界よ・・」と歌っていて、これをリストがピアノ曲用に編曲したのだとか。
うっとりするような曲で、最後のところに「アベマリア」の旋律が入っている。

コンサートの帰り、銀座は歩行者天国だった。