善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

アオサギが1本脚でいる理由

土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。始め灰色の雲が覆っていたが、次第に日が差してきた。

 

上池ではいつもの定位置にマルちゃんらしいオスのカワセミ

今にも飛び立ちそうな姿勢。

あとで善福寺池カワセミに詳しいカワセミウオッチャーから聞いた話では、新参者のカワセミを追い立てていたようだ。

 

池をめぐっていると、若造のカワセミ

このあたりを縄張りにしているらしいんだが。

 

無人のボート乗り場でたたずむアオサギ

 

下池にまわると、朝日を浴びてコサギがエサを探している。

 

上池に戻ると、ボート乗り場のアオサギが1本脚で立っている。

人間だったら1本足で長時間そのままというのはありえないが、サギに限らず鳥は1本脚のほうが安定して立っていられるらしい。

なぜ鳥は1本脚で立っているか?ひとつは体温の保持があるらしい。

そもそも鳥の脚は羽毛で守られているわけでもなく、むき出し。外気にふれたままだと熱が奪われやすいので、寒い時期などは片足を折り畳んで温かい羽毛の中にしまうほうが熱が無駄に失われるのを防ぐ効果があるらしい。

さらには鳥の脚の構造上、片側に重心をかけたほうが疲労が少なく楽だからともいわれていて、また、外敵に襲われたとき素早く逃げるには1本脚のほうが有利だとの説もあるそうだ。

 

ヒドリガモが池の淵近くまでやってきていた。

善福寺公園にやってきた当初は、警戒しているのか池の真ん中でまとまって行動していたが、馴れてきたのだろう、それぞれが好き勝手に動き回るようになってきた。

 

キンクロハジロは依然として1羽だけ。

そばにいるのはホシハジロ

こちらも1羽だけで、しかも両方ともメスのようだ。

仲間がやってくるのを待っているのかな?