水曜日朝の善福寺公園は快晴。日差しは暖かいが風が冷たい。
きのうの雨と風の余韻が残っていて、公園のサクラ(ソメイヨシノ)はだいぶ散ってきた。
一面に広がる花のジュウタン。
エナガが朝の食事中。
いつもはピンと張った自慢の尾っぽが少し曲がってるんだけど。
けさはカワセミの姿を見ない。
あとで聞いた話では、巣の適地を探して遠くまで遠征しているのではないか、という。
毎年、上池のカワセミは巣づくりに苦労している。
上池を半周して下池へ。
サクラが散って花筏ができていた。
葉桜になってきた枝の向こうからエナガがのぞいてる。
こちらのエナガはやっぱり尾っぽが曲がっている。
別の場所で見たのも、曲がってる。
エナガの尾っぽが曲がってる理由。それは、子育てと関係がある。
エナガは丸いドーム型の巣をつくる。
尾っぽが曲がっているのは、この丸い巣の中に入って長い時間抱卵していたからといわれる。
つまり尾っぽが曲がってるのはエナガの子育てのサインというわけだ。
ということは、今、公園内ではあちこちでエナガが巣をつくって子育てをしているということになる。
エナガの場合、日中はメスのみが卵を抱き、夜はオス・メス両方で抱卵するという。
ヒナの誕生が楽しみだね。
モミジの花が咲き出した。
イロハモミジでは雄花と両性花が混在しているという。
下向きの花から雄しべを突き出しているのは雄花かな。
下池を1周して上池に戻る途中ではアオジの姿。
おととい3羽で一緒だったが、けさも3羽。
2羽が並んでいたが両方ともオス。
メスも少し離れたところにいた。
春めいてきた今ごろの時期、アオジは繁殖のためのつがいをつくっているかと思ったら、まだ小さな集団で移動しているのだろうか。
目のふちが黒いのがオスの特徴。
背伸びしてエサをゲット。
口の中でモグモグやっている。
上池に戻ると、ここでも花筏。
ドウダンツツジが咲いていた。
小さな花が集まると大きな花となって、虫を呼び寄せるのだろうか。