火曜日朝の善福寺公園は晴れ。きのうに増して蒸し暑い。気温上昇に反応したのかセミが元気よく鳴いている。
上池をめぐっていると、アカボシゴマダラが飛んできて、目の前の葉っぱにとまった。
よく見ると翅はボロボロ。
飛びつかれたのかな?
ヤマボウシの実が熟れている。
何かに似てるなーと思ったら、コロナウイルスそっくりなんだが・・・。
下池に回ると、まだまだ元気なはず。羽化直後のアブラゼミ。
池のほとりでジャノメチョウが葉っぱの上。
細い口吻を伸ばしてクルクル回っている。
葉の養分を吸っているのか?
バッタさんのオメメ。横についてて不自由じゃないの?
小さなイトトンボがとまってた。
尻尾の先の帯がないからまだ未成熟のイトトンボかな。
池をめぐっているとエナガの声。
見上げるとエナガの群れが梢をめぐっていた。
今年の夏に初めて見るエナガ。
オハヨーのごあいさつ。
お尻を向けたところだが、目がまだ赤いから幼鳥だろうか。
初夏のころまでは公園内でよく見るエナガも、夏の暑い盛りはまるで姿を見せない。
山の森の中とか涼しいところで“避暑”していて、秋近くなってようやくふもとにおりて、公園にやってくるようになったのだろうか。
盛んに枝から枝へと移動しながらエサを探していて、やがて去っていった。
エナガがやってきたということは、そろそろ秋が近いのだろうか。
カナヘビがジッとしている。
子どものカナヘビのようで、どこか茶目っ気がありそう?
太い木の幹を、獲物を捕らえたクモが移動中。
胸部の側面に青い帯模様があり、輝いている。
それで名前もアオオビハエトリ。
おなかのあたりも青い模様がある。
網を張らず、徘徊しながらエサを狙うハエトリグモの仲間だが、第1脚を持ち上げながら移動するのが特徴で、アリに擬態しているといわれる。
捕らえたのもアリみたいで、仲間と錯覚させてだまし討ちにしたのだろうか。