善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

トロールの森・子どもの春展

ゴールデンウィーク初日(29日)の善福寺公園は晴れ。うららか。 先週あたりから咲きだしたフジが垂れ下がってきて、ちょうど見ごろ。 上池には今年もコイノボリ。ただし、きょうは風がないのであまり泳いでいない。 下池にまわると、これも恒例の「トロール…

「若者たち」と佐藤忠良の言葉

日曜日にNHKBSで映画を見た。1967年製作の『若者たち』 監督は森川時久、脚本・山内久、出演は田中邦衛、橋本功、山本圭、佐藤オリエ、松山政路。栗原小巻や江守徹なんかも出ていた。モノクロだが、撮影の宮崎義勇のカメラワークがさすがにすばらしい。 あれ…

「ホンマタカシ」と「李禹煥」と「蕎麦屋ふじ多」

日曜日は初台にある東京オペラシティへ。 新国立劇場の芝居は何度か見に行ったことがあるが、そこにアートギャラリーもあるとは知らなかった。 写真家のホンマタカシの展覧会、「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」を見に行く。 何とも不思議な展覧会…

フジの花 モミジの花

善福寺公園は初夏の雰囲気。 上池のフジ棚では早くもフジが咲き出した。 万葉の時代から愛でられていた花。 恋しけば形見にせんとわが屋戸(やど)に植ゑし藤波いま咲きにけり 山部赤人 モミジの花が咲いている。 花が終わって実になるとプロペラのようにな…

スオウは不吉な色か高貴な色か

善福寺公園の上池にスオウの木が2本あって、きれいな花を咲かせている。 「スオウ」という言葉の響きが気になって調べていたら次の記述があった。 花蘇芳。マメ目マメ科ハナズオウ属の高木。中国原産で、江戸時代初期のころに日本に渡来。別名「蘇芳(すおう…

倉俣史朗とエットレ・ソットサス展

日曜日の善福寺公園は晴れ。きょうもあったかい。 公園を回って、その足で六本木へ行こうと下池から西荻窪駅へ向かう坂道を登って行くと、以前クリーニング屋とか自販機があったあたりで「風神茶屋」というのがオープンしていた。 メニューを見ると「富士宮…

ハナニラの白い花

土曜日の善福寺公園は晴れ。朝からけっこう温かい。 公園のあちこちで、葉がニラっぽい白い花が咲いている。 近寄ってみるとかわいい。 帰って調べたらやっぱり「ハナニラ」だった。 あれ? 食用でもハナニラがあったような・・・。 たしかに蕾がついたハナニラ…

ソウル散歩(続きの続き) 食考

旅は食にあり。せっかくソウルの旅について書いたのだから、食についても触れておこう。 今回の旅の料理で一番おいしかったのが、朝食に食べたチゲ鍋だった。ホテルの近くにチゲ鍋の専門店があり、早朝から営業している。鍋にキムチをベースにした真っ赤なス…

ソウル散歩(続き) 軒反りの美

先日のソウル旅行で気になったことがあるので、書く。 それは屋根のことである。 外国でもどこでも、街を歩くといつも気になるのが住宅の屋根だ。落語家の林家木久蔵(今は木久扇)のギャグに「やーねー」というのがあるが、あのセリフが出るたびに1人共感し…

花見の宴

日曜日の善福寺公園は春うらら。 12時ごろから下池で花見。東北の酒を飲みながらの「がんばれ東北・花見の宴」。 「自粛」のお達しにもかかわらず、公園は至るところで大賑わい。 花見の楽しみは、地べたに座って酒が飲めるところ、銘々が持ち寄ったいろんな…

春爛漫

地元のミニFM放送局「ラジオぱちぱち」が10周年を迎えた。 2001年4月11日が第1回放送。きょう4月9日の公開放送がちょうど10年の節目となった。 感慨深い放送のはずだが、きょうは内容がてんこ盛りで、あわただしく始まり、あわただしく終わった。 夜の再放送…

ソウル散歩-白は単なる白にあらず

4月最初の土日を利用して2泊3日で韓国ソウルに行ってきた。 初めての韓国。3月11日の大震災で「どうしようか」とも思ったが、せっかく去年の暮れから計画していたことだから、と決行した。 朝5時に家を出て、成田エクスプレスは運休なので京成スカイライナー…